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ウィンドシールドを彩るデカールは、サーキットやラリーフィールドを駆け
るマシンには欠かせないアイテム。 そんなコンペティティブな雰囲気を手軽に再現できるウィンドシールドステッカーですが、サイズが大きい為にうまく貼れなかったりした経験
も多いはず。
今回はステッカー篇Part2、ウィンドシールドステッカーにチャレンジ。 ちょっとしたコツと工夫でクルマの雰囲気がガラッと変わります。
さっそく貼ってみましょう。と、その前に、しっかり手を洗って汚れや油分を落としてください。粘着面は意外なほど手の汚れを吸着します。
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ステップ1 基本篇
まずは、ウィンド周りの汚れ、油分ををしっかり落として下さい。特にウェザーストリップとの継ぎ目にはゴミ、埃がたまっています。ステッカーは薄いため、ベースのゴミ、埃が表面に影響します。念入りにクリーンアップして下さい。
ウィンド周りがキレイになったら、いよいよ貼ってみましょう。 ステッカー貼りには欠かせない、魔法の液体の登場です。ハンドスプレーの空きボトルに、水とママレモン等の洗剤をミックス。指先で少し
ヌルヌルするかな?位の混合比がポイント。薄すぎても濃すぎても具合が悪いので、うまく調整して下さい。
ガラス面、ステッカー粘着面両方にまんべんなくスプレーし、貼ってください。この状態で洗剤のヌルヌルを利用し、しっかりと位置決めをし
て下さい。位置が決まったら、ゴムヘラ等で中心から外に向かって水分を押し出して下さい。少しずつ、ステッカーが動かないよう、最初のう
ちは優しく水分を押し出してください。
全体に抜けてきたら、仕上げにしっかりと水分を押し出し完成です。
※クリアタイプのデカールの場合、あまり長時間水分が残っていると粘着面が白濁してくる場合があります。「焦らず、素早く、しっかりと」作
業を進めてください。 |
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ステップ2
もう一工夫加えてみましょう。
車種よってはウィンド面のRがきつく、デカールでうまくカバーできない場合があります。そんな時はカッティングシートを
使いベースから貼ってしまいましょう。ボディカラーに合わせてもよし、もちろん派手目な色を使ってもOK。
クリアタイプとの組合せで様々なバリエーションにチャレンジして下さい。 |
まずは位置合わせから。あまり太くしすぎると視界を損ないます。充分注意して位置決めをして下さい。
やや太めにカットしたシートをウィンドにあて、テープなどでマーキングします。 位置が決まったら、ステップ1同様、魔法の液体をスプレーし、貼ってゆきます。 |
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マーキングに合わせ、位置が決まったら大雑把に水分を抜いてください。このときあまりフチの方までは追い込まず、大雑把な面の水分を
抜くつもりで作業して下さい。また、カッティングシート表面にもスプレーし、ゴムヘラが滑らかに動かせるようにして下さい。
全体的に水分を押し出せたら、次はウェザーストリップ部の処理です。 フチに沿ってヘラを当て、境目の輪郭を作ってください。
まずはウィンド両サイドから。 あまり強くヘラを当てるとカッティングシートが伸びたり、ズレたりしますから少しずつゆっくり型を付けて下さい。 |
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輪郭のラインが決まったら余分なシートをカットします。
ウェザーストリップをガイドにカットして行く関係上、お車がゴム製のウェザーストリッ プ使用している場合はゴムを切らないよう、十分注意して作業して下さい。また、カッターの刃はこまめに折り、よく切れる部分を使用して下さい。
両サイドをカットした後、上面のカットです。 先程と同様、ゴムヘラ等を使用し継ぎ目の輪郭を作って下さい。 |
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ラインが決まりましたら、ウィンド中央から外側に向かいカットします。
方向によってはカッターを運ぶ姿勢に無理がかかる事があります。カットに入る前に腕の運びを充分シュミレーションし、スムーズにカットできるよう準
備して下さい。
両サイドのカットより、やや緊張する場面です。焦らずにゆっくりカットして下さい。また、刃を動かしはじめたら出来る限り、カッターを面から外さないよ
う心がけてください。一旦カッターを外すとラインが乱れやすくなります。
上面がカットできたら、もう一度、全体の水分を抜いてください。ウェザーストリップとの堺は水分が抜けにくい所です。出来るだけウィンド下方向に向け水分を押し出してください。
さあ、ベース面の完成です。これだけでもグッとくるものがあるのでは? |
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いよいよ最終段階、ウィンドステッカーの貼付です。
左右方向のセンターを確認し、貼ってください。もちろん、魔法の液を充分スプレーするのをお忘れなく。
上下、左右方向とも、充分に位置決めをし水分を抜いて下さい。このとき特に、ステッカー表面へのスプレーをお薦めします。
ゴムヘラと、ステッカー表面の摩擦でせっかくのロゴにキズがつくのを防いで下さい。 貼付位置によっては、ウィンド上面のウェザーストリップに掛かった部分をカットして完成です。
雨の日に急に泡立ってビックリしないよう、ウィンド面に残った洗剤分を充分落として下さい。 |
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※ウィンド上部のラウンドによっては、ドライヤー等の熱を利用しカッティングシート、ウィンドステッカーを伸ばしながら貼る手段があります。
その際は、熱による「伸ばし過ぎ」、「溶解」等に充分ご注意下さい。 |
できました!完成です。
グッと引き締まったイメージに仕上がったのではないでしょうか。 ベースの色を決めるのもなかなか楽しい一時です。 焦らず、じっくりチャレンジして下さい。
屋外での作業です。大型のデカールの為、風の強い日や雨の日に は充分注意して作業して下さい。 粘着面に付着した砂やゴミは悲しくなるほど取れないものです。
さあ、それではさっそく選んでみましょう!
ウィンドシールド用ステッカーはこちらです。 |
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