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*DIYの定番、フロントエンブレム交換が進化して帰ってきた! |
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というわけで始めましょう。まずは定番、156前期型、通称フェイズ1と呼ばれるタイプで作業します。その他145、166前期、916系のGTV/Spider等々がこのタイプのエンブレムを使用しています。
イタ雑WEBに掲載の、 AL00000226 (4,410円)のタイプになります。 |
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さて、劣化したエンブレムの取り外しです。以前はエンブレムとグリルの隙間にヒモを入れ、少しずつ少しずつ、でした。指が痛い!全然取れない!時間がかかる!というわけで、ガツンと行くことにしましょう。文明の利器、電動ドリルの登場です。
エンブレム裏面にあるピン位置のあたりを狙い、グリグリッといきましょう。できれば太めの刃をご用意ください。狙いをしっかりさだめ、ギュイィィンとね。ただしこの時、力加減が大切です。エンブレム表面は湾曲していますから、刃先が滑ってボンネットをギリギリ〜なんて泣くに泣けません。
そして、穴を開けるのはエンブレムだけ。勢い余ってベースのグリルまで一気に開けてしまわぬよう、細心の注意をはらってください。
はい、無事2つの穴があきました
ここでいつものアレ、Zippoオイルの登場です。裏面の両面テープはかなり強力ですから、Zippoオイルを流し込み、粘着を緩めてください。 |
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さて、それではいよいよ取り外し。開いた2つの穴に、ラジオペンチを突っ込んでグイグイいきましょう。といってもチカラ任せにガンッといってはダメ。グリルが割れないとも限りませんから。ジワジワと力を加え、メリメリッと両面テープが剥がれる感覚を指先で感じながら、繊細に、しかし力強く……。
ややこしいですね。ホントにこれで取れるの?なんて不安になるくらい強力なものもありますが、少しずつグリグリやってはZippoオイルを流し込み、の繰り返しでほら、浮いできました。こうなればあとは一気に!
です。メリメリメリメリ〜ポンッ!って感じです。
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さて、あとは取り付けるだけ。Zippoオイルをたっぷり染み込ませ、硬化してしまった粘着成分を溶かしてください。マイナスドライバーなどでカリカリと削り落とすように、古い両面テープや粘着分を落としてください。 |
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はい、すっきりキレイになりました。
ここまでくればもう完成したも同然。上下を間違えないよう注意して、ペタリ。完成です。
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さて、ココからは新世代エンブレムの交換です。
147やGTのエンブレムはこのタイプです。イタ雑WEBに掲載のAL00007499 (1,260円)のタイプです。薄いアルミプレス製のものですね。と、ここで問題なのが156。Brera顔と呼ばれる最終型、フェイズ3はこのタイプになります。で、さてどっち?となるのが中期型。フェイズ2ですね。JTSエンジンが搭載され、内装もマイナーチェンジされたモデルがこれにあたります。外装は、サイドミラーとバンパーのヒゲがボディ同色仕上げ担っているタイプです。
このフェイズ2と、GTA。これが問題アリアリなんですね。年式じゃわかりません。現車確認のみ。右画像の左側、やや厚みのあるタイプは旧タイプエンブレムです。一番外側の金色に見える部分、ここがちょっと盛り上がってますね。これ、ポイントです。それに対して右側は新タイプエンブレム。アルミプレス成形品ですから、外枠部分までツルンとしてます。自分のクルマはどっちよ?という方、まずはグリルエンブレムを指先でナデナデ。でご確認ください。
それともうひとつ。156初期型モデルにお乗りの皆さんの中には、不幸にもアクシデントでフロントグリルを交換してる、なんて方もいらっしゃるはずです。そんな方は要注意。新世代エンブレム
が装着されたグリルに交換されている場合があります。念のためお確かめください。 |
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それでは交換です。
147前期のグリルエンブレムで作業しています。画像ではボンネットから外した状態で作業していますが、装着したままでも全く問題ありません。薄いアルミ製エンブレムの裏面、ほぼ全面に強力な両面テープが貼付されているため、簡単そうに見えて意外と大変です。
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まずは古いエンブレムの取り外しから。隙間にドライバーを入れてグリグリッ、なんてダメ。ぜったいダメです。ほら、あっという間にクローム枠にキズが入ってしまいます。 |
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エンブレム本体は非常に薄いアルミ板ですから、金属素材としては非常に柔らかいものです。ですからセンター付近にキリ状のものや細いマイナスドライバーなどをプスッと差せばほら、このとおり。
簡単に穴があきます。この穴をもとに、グリグリと広げながらエンブレムをはがしましょう。 |
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穴がある程度大きくなってきたら、大きめのマイナスドライバーなどを使って、メリメリと剥がしましょう。
アルミの切り口は鋭利ですから、指などを怪我しないよう、十分注意してください。
さて、エンブレムが剥がれたら例のごとく両面テープの除去です。ベッタリついてます。このくらいでいいか、なんて残ったままにすると、新しいエンブレムをしっかり装着できませんから。丁寧に最後までちゃんと取り除いてください。 |
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ツルンとキレイになりました。それでは新しいエンブレムの装着です。
エンブレム下部に位置決めの突起が出ています。これをベース側の穴に合わせてください。、 曲がって着けてしまわないように、慎重に、です。まずは軽く、そっと置くように装着し、まっすぐなのを確認したらギュッと押して完成です。が、アルミ素材は思ったよりも柔らかですから、力が一点に集中しないようご注意ください。たとえ指先でも、押しどころによってはペコッとヘコんでしまうことがあります。手のひら全体を使って圧着する、というイメージでしょうか。
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お疲れさまでした。作業完了です。
さあ、これで新車の感動を再び味わっていただけるはずです。エンブレムどうしよう……、なんてウジウジ悩むその前に、まずはやってみる。それが肝心です。
Do It Yourself コーナーでは「こんなことをやってほしい」、「これを付けてみて!」等々、皆様からのリクエストをお待ちしております。
Do
It Yourself リクエスト
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