こちらはScuderia Ferrari F1ティームが1994年シーズンを戦ったマシン、412Tのために用意されたもので、MOMO 27/Cをベースにしたもの。当時のドライバーといえばアレジ、そしてベルガーですが、やや特異なステアリングポジションのアレジモデルではなく、こちらはベルガー用として用意されたもののレプリカステアリングです。
そして意外なのが中央のCavallinoエンブレム。意外なほど素っ気ない3Dタイプのステッカーが用いられています。これも1980年代からの伝統的なScuderia Ferrari F1の姿といえます。412T、その進化型412T2を用いた1994年、そして1995年シーズン当時のレースフォトなどを見ると、このプロトタイプモデルをベースに、レース毎に様々なスイッチが加えられていく様を見て取ることができます。
Scuderia Ferrari F1の、古き良き時代を静かに物語る1本、Tifosiの皆さん必見!のレアアイテムです。