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融雪剤
明日はまず雪かきだね、ヨッシャー!の意気込みは思いっきりカラ回り。今日の四谷近辺、昨夜の雪景色は幻? 状態です。おまけにちょっとだけ暖か。とはいうものの、近郊では結構積もったところもようで、朝から雪かきしてクルマを出しました。というお客様もいらっしゃいました。雪と一緒に汚れが流れ落ちてクルマがキレイになったよ、なんて笑っていらっしゃいましたが、油断は禁物です。
東京ではほとんど目にすることはありませんが、この季節、雪国では融雪剤が必需品。白いツブツブをバラバラバラーッと散布しながら走る黄色いトラックは冬の風物詩(?)です。
うちのイナカじゃあのツブツブ、「エンカル」って呼んでましたけど。塩化カルシウム、いわば塩を撒いてるようなもんです。イタ車乗りとしては、ちょっとコワイ話しです。もちろん最近のモデルだったらそんな心配も無用かもしれませんが。
ほんの最近、1980年代前半までのイタ車といったら、それはもう「錆を買う」くらいの決意が必要だったことはご存知の方も多いはずです。工場脇に野積みされてた鉄板を、そのままプレスして完成、なんてクルマを出荷してたらしいですから。そしてはるばる船便で日本へ。「錆も標準装備」した新車の到着です。いや、冗談じゃなく。Alfasud、ほんとにすごかったらしいです。乗ればやっぱり「さすがAlfa!」な走りをみせるものの、クォリティも「さすが……」だったそうで。
そんなトホホな時代でも、やっぱりAlfaに憧れたのは、夢を見させてくれる車だから、とはある年配のお客様がおっしゃった言葉。経営を国の管理下に置かれて、なんて状況にもかかわらずF1走らせるくらいですから、やっぱりAlfa、心意気が違います。ほら、F1界きっての「鉄」、パトレーゼだって乗ってました。というわけで、次回更新Novita、憧れのAlfaが甦る! ご期待ください!
あれ、融雪剤のはなしは?
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13:58 by ジョナタン |
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