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Natalie♪
何故に〜♪ 思わずそんなメロディーが頭の中を駆け巡りました。古いですね、どうも。というのも昨日のこと、メールで頂いたお問い合わせの中に、「FIAT TIPO」の文字を見つけたからです。TIPO……。いよいよ1990年代を迎えようという1988年デビューのこのクルマ、さあ、はたしてどれくらいの皆さんがその姿を思い浮かべることができたでしょう。
ホラ、今思い浮かべたのはUnoでしょ。もうちょっと大きいですから。おっと、それはTempraじゃないですか。残念でした、今のはDedraですね……。と、なんとなく、なんとなくの記憶の中にしまわれていたんじゃないでしょうか。でもでも、TIPOがなかったら、現在のイタ車大活躍!はあり得ないといって過言じゃありません。
TIPOをベースに生まれたイタ車の数々、さっきのTempraやDedraはもちろん、155、145、GTV/Spider、Coupe FIATだってそうです。TIPOがあったからこそ!なんですから。イタ車乗りならこれを忘れちゃいけません。それほどまでに大事なTIPOなのに、残念ながら現代の日本の路上ではどれほど生息しているのか……。
ところでジョナタン的にTIPOといえば、やっぱりアレしかありません。そうです、DGT!あれがないTIPOはTIPOじゃない!とは言いませんが、やっぱりね。薄いスリットで構成された、あの近未来感溢れるインパネの造形、ビンビンきます。イグニッションONで一面ピカッ!シビれるじゃありませんか。どうだよこれ、スゴイのできたよ!なんてデザイナーはじめ、開発陣がニッコニコ完成させた(と思われる)あのインパネ。もう最高にカッコイイです。
そんなDGTも、(当然のことながら)不評だったのかなんなのか、マイナーチェンジで一気にコンベンショナルなデザインに逆戻り……。DGTって何?そんなん知りませんけど?的なイタリア感溢れる境遇もまた萌えポイントアップの要因です。いいなぁ。DGT。オーナーの皆さんの愛で、永久保存、お願いします。
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13:47 by ジョナタン |
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