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イタ車デビュー
あれは18歳の頃でした。とにかく早くクルマを運転したい一心で、毎日、免許、免許とうわごとのようにつぶやいていたものでした。とにかく早く!というわけで、一番効率がいいのはやっぱり合宿免許だよね、ってコトになるわけです。だって、教習所に通うって、結構大変でしょ。途中で面倒になって、今日はイイやってことになるのはわかりきってましたから。
さて、念願かなって今日から合宿免許! ようやくたどり着いたのは、なんだかとっても山奥の教習所です。到着第一声、えっ! もしかして、アレ教習車!? もしかしても何も、広いコース内はアレしか走ってるません。「いすゞ フローリアン」! ガラガラガラガラ……。ディーゼルです……。
当時のクルマ好きの18歳にとって、それがどんな気持ちだったか、皆さんならわかっていただけるはずです。もちろん、スカGやセリカなんて教習車になるわけないことくらいわかってました。それにしても、フローリアンって……。
でも、やっぱり教習が始まってしまえば運転の楽しさに勝るものは無し! ガラガラガラガラ、ディーゼル特有のトルクに乗ってコース内をドライブです。縦列駐車だってバッチリです。「あのポールが三角窓に重なったら左にいっぱいハンドルを切って……」なんてマニュアルがあるんですから、できないわけがありません。それにしても、三角窓って……。
えっ、フローリアンて、Ghiaなの!! |
13:23 by ジョナタン |
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