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忍者とイタリア自動車雑貨店
忍者と当店に関係があるとはどなたも思わないでしょうが、実は関係があるのです。江戸時代、当店があったところにはなんと忍者が住んでいたのです。
江戸時代の古地図を見ると、店のあったところは北伊賀町、新宿通りをはさんだ反対側が南伊賀町で、当時は伊賀同心、すなわち徳川家康にしたがい伊賀より来た忍者たちの住んだところだったのです。
戦国時代はいわゆる戦乱の中で活躍したのでしょうが、江戸の太平の時代には江戸城の城門警備、大奥の警備が任で、映画や小説のように諸国探索の隠密に各地に派遣されていたかはなんの記録もありません。諸国探索は当然機密事項ですから隠密の記録が残るはずがないのですが。
そこで当時の古地図を現在の地図と照合すると、意外や現在の道路は江戸の当時の道そのままなのです。
当店のビルの裏を一度見てください。そこには細い道が鍵の字状にクランクしています。この道は江戸時代の古地図でもそのままでこれは城下町特有の「くいちがい」「筋ちがい」という防備施設なのです。これは攻める敵を直進させないためのものです。
又、当店の四ツ谷三丁目寄りの交差点も十字でなく、一方がずれているのに気づくはずです。これも直進をさせないためのものなのです。
当店に徒歩でいらっしやる時、当時の伊賀同心に思いをはせ周辺を散策されるのも一興かと存知ます。あなたが当店の周辺でふっと風を感じたら後ろを振り返ってください。駆け過ぎる伊賀忍者の後姿を見ることができるかもしれませんよ。
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11:31 by オリオール |
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