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クルマが好きじゃない?
「最近の若い人って、クルマにあんまり興味ないらしいよ」
きのうある方とお話をしていて、こんなお言葉を聞きました。
わたしやジョナタンはまさにスーパーカー世代。小さい時にFerrariだのLamborghiniだの、LANCIAだのスーパーカーの洗礼を受けたため、こんなふうに(どんなふうに?)なってしまいました。多分ジョナタンなんて、学校の授業を受けながら、頭の中ではクルマやその他の乗り物のことばっかり考えてたんでしょう、想像がつきます。ホント、クルマが好きなんです。
クルマってもちろん、自分をどこかに運んでくれる“足”としての存在ではあるのですが、もうちょっと違う意味あいがあると思うんですよ。“足”でしかないんだったら、どんなクルマでもいいわけで、イタ車なんて逆に選ばない方がいいかも。国産車やドイツ車なんかは実直に忠実に動いて自分を目的地まで運んでくれるでしょうから。
イタ雑をご利用いただいているみなさんもそうだと思うのですが、イタリア車を選ぶってことはやっぱり何かあるんですよ。イタ車のもつどこか甘美な雰囲気への憧れだったり、デザインやエンジンの音に惹かれたり。そうそう、いいことばかりじゃないですよね。自分が手をかけてやらなきゃどうにもならないような、そんなどうしようもない感じとか。ただの“足”としてだけでは割り切れない、なんとも言えない複雑な心持ちでクルマに乗っているような気がします。
好きじゃなきゃ乗れないでしょう、イタ車には。
だけど特に都心に住んでいる人なんかは、「クルマを持って維持していくよりは、必要な時にタクシーに乗った方が安いじゃないか!」という考えがあるそう。まぁ、確かに東京の道路はいつも渋滞してます。どこかに行くにも時間が読めなかったりします。その代わり電車網はかなり発達してますからね。何分かおきにすぐ電車は来るし、わたくしたまごがそうであったように、クルマなんかなくても生活は充分できます、不便なく。そういう考えも理解できなくはありません……。
でも、だからって、クルマに乗らない人が増えるのはちょっと寂しいですよね。イタ雑には、ご家族でいらっしゃるお客様って結構多いんです、特に週末。お父様がお好きだと、やっぱりお子様もクルマ好きだったりします。そうやってどんどんクルマ好き(イタ車好き)遺伝子を繋いでいってもらえればいいなぁ、と切に願っております。奥様方からは「ほどほどにね!」というお声が聞こえてきそうですが……。
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12:35 by たまご |
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