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開放感
やっぱりABARHT、本気です。NEW 500 ABARTH、サーキットに復活!だそうで。“ASSETTO CORSE”、なんていうからにはちょっとやそっとのことじゃ、みんな許してはくれません。なんせ、ABARTHですから。往年の活躍ぶりを知るちょっとウルサい面々が、地元イタリアはもちろん、世界中でニラミを効かせてます。まあ、そんなことはFIAT/ABARTH、十分承知の上なんでしょう。ビシッ、と決めてくれましたね。
まず、あのちょっとくすんだグレーのボディカラー、クラッときちゃいます。もちろん車高だってペタッとね。フロントスポイラーやリアのルーフウィング、まぁ、このへんは現代のクルマですから、こんなもんなんでしょう。別に、レトロ感出すのが目的のクルマじゃないし。さすがにフロントエンジンです、ボンネット開けっ放し、は再現してません。ちょっと残念です。
で、そのボンネットの下には本気の証、入ってました。1.4リッターに“TURBO”です。いいですねぇ、その響き。「ターボなんで」。とか言えちゃうんですよ。あ、タービンはギャレットみたいです。どうせならIHIにしとけよ、って気もしますが。で、肝心のパワーはなんと200hp!おいおい、無茶すんなよ、って感じです。さらに嬉しいのはその車重930kg。
いいじゃん、いいじゃん。1t切ってます。どうなんでしょう、その昔、ウーノターボがデビューした当時、笑っちゃうくらい乱暴な仕上がりでしたけど、そんなイメージじゃないの?
“ASSETTO CORSE”というだけあって、もちろんサーキット専用らしいです。一般道で「シュパーン」なんて大気開放しながら走り回れるわけじゃないんですが、でもほら、ちゃんとFIAT/ABARTHが作ってるんですから、ナントカすればパーツは手に入るわけですよ。うーん、気になるなぁ。どうせならリベット留めのオーバーフェンダー、なんてキット出せばいいのに。オマケに開放状態“風”に見えるリアゲートキットとか。やっぱり、あそこが開いてないと、ねぇ。
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12:28 by ジョナタン |
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