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名前が出てきません。
どんよりと重く広がった雲、ビルの谷間を駆け抜ける冷たい風。いつもの冬景色ですが、昨日が妙に暖かかったこともあり、より一層寒々しく感じます。こんなときはすかさず現実逃避モードに。澄み切った青空、降り注ぐ太陽。真白な砂浜には小麦色の……。ほら、なんだか常夏感。暖かくなってきました。
なんて言って切なくなってきました。無駄なあがき、いや、妄想はやめてしっかりと寒さに立ち向かわなくては。とは言ってもさっきから頭の中はすっかり南国。椰子の木が揺れてます。ところで椰子の木といえば、思い出すのはやっぱりアレ。赤いファミリアXGです。
1980年デビューの5代目MAZDAファミリア、もう30年近くも前なんですか。ちょっとビックリです。その3ドアハッチバックのトップグレードがXGでした。カクカクしたデザインで、今見てもそれほど昔のクルマ、ってイメージはないんですが。当時はまさに一世を風靡するって勢いで流行ってました。ボディはもちろん赤。
で、みんななぜかダッシュボードに椰子の木。真冬でも手軽に常夏気分です。そういえば、それよりもっと昔、みんなが車につけてたアレ、なんて名前なんでしょう。手のひら型のプラスティックのプレートを、吸盤でリアウィンドウに貼るやつ。バネがついてて、走ると手がブランブラン揺れるやつです。ああ、名前が出てきません。「手のひら型の……」、なんて検索したって、全然コレだ!っていうものに行き当たりません。うーん、なんとかハンドだっけ……。
もう気になって気になって……。 |
14:02 by ジョナタン |
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