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太く、低く?
Alfa 75 evo、155 DTM、Alfa S.Z.、Delta evo……。このあたりのクルマを好きなクルマランキングの上位に挙げてしまう皆さん、結構多いのではないでしょうか。
かくいう僕もその一人。特に75 evoをもっと過激にしたIMSA仕様のあのブリスターフェンダーや、80年代後半から90年代初頭にかけ、年々膨らんでいったDeltaのフェンダーに熱い視線を注ぎ、それこそ当時は「テープが伸びるぞ!」っていう勢いでビデオを見たものです。
なんといってもタイヤは太ければ太いほど、そして車高は低ければ低いほどエラくてカッコイイが基本。なんて思いながら大きくなったもんですから。ちなみに近年、Low Downなんて気取った呼び方してますけど、やっぱり基本は「シャコタン」ですから。
そんなのぜんぜん自慢にはなりませんが。
そういった意味では最近のクルマ、ちょっと物足りないねぇ、なんて思ったりして。全体に丸くなってるから、フェンダーのバーンとした張り出し感が目立ちにくいんでしょうか。
と、思っていたら、グランデ・プント、やってくれました。デビュー当時にも、市販仕様と一緒に展示されていたあのマシンが究極のFIATレタードを身に纏い、いよいよ実戦デビューです。
フランス車ばかりがハバをきかせるWRCに、早くイタ車旋風を巻き起こして欲しいと願うのは僕だけじゃないはず。
できればフェンダー、もうちょっとバーン! と出してくれるといいんですが……。
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13:08 by ジョナタン |
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