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痛っ
別にボーッとしてたつもりはないんですが、あっと思ったときには既に遅し。これが「みっともない」の見本だ!そんな勢いでした。駅の下り階段でのこと。思っていた位置に段はなく、一瞬のフワッとした感覚、あとはグダグダッとへたり込むように。手すりにつかまる余裕なんてあるはずもなく、ゴンッなんて肘をぶつけてビリビリです。
あの瞬間て、なんで笑っちゃうんでしょう。もう、めっちゃ痛いんですが、妙に笑っちゃうあの感じ。泣きながら笑うみたいな、情けなさ全開の力ない笑い顔です。池田屋か!ってくらい見事に転げ落ちればまた別なんでしょうが、周りの人たちも、サッとよけてあとは見事に知らん顔です。もう、みんな冷たいんだから……。
イテテ、なんてスネをさすりながら思いました。これ、間違いなく運動不足です。階段踏み外したくらいでこんな風に転ぶなんて情けないったらないです。バランスを崩しながらもヒョイッと身軽に立ちなおし、何事もなかったようにすまし顔でいられたあの日。ああ、オレってオッサン……。の一瞬です。そりゃそうです。今じゃバカボンのパパより年上なんですから。
マラソンなんて夢のまた夢です……。
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13:14 by ジョナタン |
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