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旅立たせる気持
とうとう鶴仙人が旅立っていきました。
彼はイタリア自動車雑貨店が迎えた初の大学生アルバイトでもあったので、そういった意味でも印象に残る一人です。彼の年齢にしては珍しいくらいマニアックな男の子で、大学ではそういう話ができる友達がいなかったよう(本人談)。
そうでしょう、そうでしょう。ジョナタンやジャイと話している時の鶴仙人は、まるで水を得た魚。そっと様子を伺ってみると、わたしなんかでは何を話しているのかさっぱりわからないような単語が飛び交っていましたから。まさにイタ雑のアルバイトにうってつけの男の子だったんです。
わたしがもしヤンママ!? だったら、彼が子供でもおかしくないくらいの年の差がありました。でも、そんなジェネレーションギャップを感じさせない落ち着きと、年齢詐称しているのか? と思わせるような“じじ臭さ”が彼のいいところでしたね……。
ただ今7月のセール中で、通信販売のご注文が殺到しています。店舗では、昨日福袋を限定10個で販売したのですが、ありがたいことに開店前に並んでくださった方もいらっしゃいました。この時期のイタ雑、鶴仙人を欠いた体制はちょっとキツイのですが、彼を無事に旅立たせられたこと、東京の母? としては本当に嬉しく思っています。
イタ雑で体験したことが、彼の人生の中でいつか役に立つ日が来るでしょう。お客様からかけていただいた温かいお言葉やお叱りも、きっと大切な思い出になるはずです。
わたしたちスタッフはここで頑張ってるからね。いつかまた会う日まで、鶴仙人、Ciao!
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12:14 by たまご |
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