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憧れのマノロ
このウエア、新しいイタリア自動車雑貨店のユニフォームなんです。可愛らしくってわたし、お気に入りです。ほとんど毎日ここで働いているので、可愛らしいものを着ていたいですもん。せっかく女の子に生まれてきたんだし。
ちなみにこのウエアは、kappaのもの。そういえば、FIATのレタードシャツやキャップもkappaでしたね。当店でも人気を博したアイテムです。ちょっと熱いですね。でも、わたしが高校生のころ、kappaといえばヤンキーと呼ばれる若者たちのユニフォームと化していました。それってわたしの地元限定なんでしょうか? 駅の周りに意味もなくウロウロとたむろしている若者たちの背中にはkappaのロゴがあって、わたしは一生このマークのついたものを着るまい、と決心していたんです。
ところが、月日が経って、いま、こんなところでこんなお洒落なkappaに出逢うとは! うーん。よかったよかった。kappa大好きです。
ところで、「お洒落」で思い出しました。いまわたしは『プラダを着た悪魔』という本を読んでいます。ニューヨークの一流ファッション誌の編集長とそのアシスタントの物語。悪魔と呼ばれるほどのカリスマ的編集長のもと奴隷のように働く主人公、なんだかワクワクしてくる設定ですよね。
いまはまだ読み始めたばかりなのですが、もう初っ端から名立たるファッションブランドの名前がズラリ。人生で三番目くらいにファッションが大事だと思っているわたしとしてはそれだけで楽しいんです。一生着ることのないブランド、でももしかしたら着ることができるかも! なんてそんな風に想像するだけで胸が高鳴ります。シャネルのバッグもマノロ・ブラニクのピンヒールも一生に一度は手にしてみたい!
もしかしたら、これを読んでいる皆さんにとってはこれが、アルファだったり、マセラティだったりするのかもしれませんね。うーん、やっぱりクルマもファッションも人生に必要なエッセンスです。でも、クルマに比べれば、マロノの靴のほうが近くにあるわね。よしよし、未来のマロノを夢みてきょうも一日がんばります。
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12:40 by ぴろり |
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