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『Dr.スランプ』
みなさんこんにちは、鶴仙人です。
突然ですが、私が今イタリア自動車雑貨店でアルバイトをしているのは、当然なのか偶然なのかわかりませんが、イタ車がその媒介になっていることは間違いありません。
で、イタリア車に関心を持つようになったきっかけはというと、鳥山明の漫画『Dr.スランプ』に登場するアウトビアンキA112アバルトだったように記憶しています。
鳥山氏の描くA112は、ごらんのようにデフォルメされていて、実車の持つ可愛さと迫力が同居した独特の魅力をさらに強調した絶妙のタッチで描かれています。
彼自身、大のクルマ好きらしく、作品の中に様々な名車がさりげなく登場します。特に小型車がお気に入りのようで、初代ホンダ・シティやマツダ・キャロルなどがアラレちゃんやセンベイ博士と共に、鳥山ワールドを演出しています。
中でもA112は、単行本の背表紙にある作者近況のコーナーで、作者がはじめて買ったガイシャ、として紹介されるなど、大のお気に入りだったようであります。
むかーしむかし、鶴仙人の実家の近くにも、白いA112があって、見かける度に鳥山ワールドと現実世界がダブってみえたのを、今でも覚えています。A112を見ると、近くにニコチャン大王もいないかな、なんてアブない妄想です。
なんてことを考えていると、無性に『Dr.スランプ』が読みたくなってきました。古本屋でまとめ買いしてしまおうか、って感じです。A112オーナーの方も、一度読まれてはいかがですか? ちょっと異色のA112グッズといえるかもしれませんね。
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14:34 by 鶴仙人 |
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