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未来へ
柱の傷はおととしの。小学生の頃、この時期によく歌ったような記憶があります。ところで、一昨年? そういえば、何故去年じゃないんでしょう。その意味なんてまったく考えることなく、今の今まで過ごしてきました。で、さっそくネットでチェック。それにしても出るは出るは、膨大な量の検索結果。まあ、その意味は別として、なぜ「おととし?」ってことにギモンを持ってる人、やっぱり大勢いるんですね。
ところで、今もこの歌、小学校では歌われてるんでしょうか。だとすると、きっとあと何年かして、そういえば「柱の傷は」の「柱」って何よ。そんなギモンを投げかける人が出るはずです。だってほら、たとえばマンションの一室を想像してみてください。目に見える「柱」なんてどこにもありません。おまけに背比べだって、壁に傷がつく、なんて怒られたりして、みんなやったことないでしょ。
そんな環境で育った子供たちには、まず柱の意味から説明しなきゃ始まらない、なんて大変なことです。進化してるんだか退化してるんだか、よくわからなくなってきました。そういった意味では、クルマの世界だって同じです。あと何十年かすると、「ガソリン」の意味すら知らない世代がきっと出現するはずです。少なくとも、今免許を取りにいってるような若い世代は、「パワーウィンドゥ」しか知らないでしょ、きっと。そういった世代にとって、窓を開けるのは「スイッチ」ですから、レギュレーターをクルクル回して窓を開ける、なんて想像もつかないことだと思います。
それから、「パワステ」、なんてあって当然の装備です。「重ステ」なんて乗った日には、「壊れてます」なんて泣きが入るに決まってます。昔はよかった、なんてジイサンみたいなことを言うつもりはないけれど、三角窓って、とっても便利なんだよね。次世代を担う子供たちの未来に、あの便利さを何とかして伝えなければ、なんて柏餅を食べながら考えてみました。
が、子供の日は明日でした……(涙)。
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13:29 by ジョナタン |
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