イタリア自動車雑貨店
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2006

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トピックス
本当にありがとうございました!
2012-09-22 by たまご
おぉ!嬉しいな
2012-09-21 by たまご
秋深し!?
2012-09-20 by ジョナタン

書いた人
全員(2446)
ヤバト(3)
カシュー(5)
ジョナタン(1007)
イタリア自動車雑貨店(6)
マーチ(23)
サンサロ(46)
たまご(1048)
ペンギン(3)
シッシー(22)
キジムナー(1)
ジャイ(9)
ノリッティー(8)
鶴仙人(22)
すずめ(6)
ぎんなん(7)
オリオール(9)
ぴろり(216)
マーボー(3)
アッヴォ(2)



NOVITA・・・到着!NEWアイテム
REARRIVALS・・・お待たせ!再入荷
(随時更新)
FOR COLLECTORS・・・レア!レア!レア!
ALL THE ITEMS・・・アイテムズ・ラインナップ
SPECIAL OFFER・・・ワケあって安い!


ITALIA NOW・・・イタリアを綴る

BOOK SHELF・・・イタ雑の本棚


やればできるさ!DO IT YOURSELF!




イタ雑onMobile

FIATオンラインストア

Alfa Romeoオンラインストア

2006年10月31日
あっという間に

もうきょうは10月31日。今年のカレンダーも残すところあと2枚。あっという間ですね。イタリア自動車雑貨店にいると、本当に時間が経つのが早く感じられます。1分は同じ1分で、1時間も同じ1時間で、1日も同じ1日。どんな方にとっての時間も同じはずなのに、どうしてこうも早く感じるのでしょう。

朝おはよう、とみんなに挨拶して、お疲れさま、と言って別れるまであっという間です。1日がとても早い! 同じように1週間もとても早いし、1ヶ月もとても早い。だから1年なんて瞬きしている間に終わってしまう! ような感覚です。ホント。

きょうはWebの更新の作業を朝からやっています。もちろんきょうだけじゃなくて、何日も前から準備は始めているのですが、どうしても更新当日に作業がずれ込んでしまいますね。なんとか時間どおりにアップさせなきゃ、と結構ドキドキしながら進めています。

以前にも書きましたが、当日の何時間か前に作っていたページが、一瞬にして全部前日の状態に戻ってしまったことがありました。それからもっとひどかったのは、さぁ、アップするぞ、っと最後の作業をしている時に、どういうことか全部なくなってしまったこともありました。当然更新は遅延。あの時は辛かったなぁ。でも、泣いていても仕方ありませんから徹夜で作り直しをしました。

そんなふうに、今年もいろいろありました(まだ終わってませんけど)。忙しい忙しいって言ってますけど、結構わたし忙しいの好きなんです。むしろ、暇で時間をどう使ったらいいのかわからないなんて状態の方が嫌なんですね。

祖母が亡くなる前にわたしにかけた言葉が「たまご(実際は本名を呼ばれてます)は仕事頑張れ!」でしたから……(なぜ? なんでしょうね)。祖母の言いつけを守って、頑張って仕事しましょうか。

さぁ、ジョナタンの更新作業も最後の追い込み! ちょっと困った顔になってます。わたしも作業を進めて、通販の準備もして、“あっという間”の1日をきょうも過ごします。みなさん、今回のWebの更新、お楽しみに!
13:29 by たまご


2006年10月30日
憧れのマノロ

このウエア、新しいイタリア自動車雑貨店のユニフォームなんです。可愛らしくってわたし、お気に入りです。ほとんど毎日ここで働いているので、可愛らしいものを着ていたいですもん。せっかく女の子に生まれてきたんだし。

ちなみにこのウエアは、kappaのもの。そういえば、FIATのレタードシャツやキャップもkappaでしたね。当店でも人気を博したアイテムです。ちょっと熱いですね。でも、わたしが高校生のころ、kappaといえばヤンキーと呼ばれる若者たちのユニフォームと化していました。それってわたしの地元限定なんでしょうか? 駅の周りに意味もなくウロウロとたむろしている若者たちの背中にはkappaのロゴがあって、わたしは一生このマークのついたものを着るまい、と決心していたんです。

ところが、月日が経って、いま、こんなところでこんなお洒落なkappaに出逢うとは! うーん。よかったよかった。kappa大好きです。

ところで、「お洒落」で思い出しました。いまわたしは『プラダを着た悪魔』という本を読んでいます。ニューヨークの一流ファッション誌の編集長とそのアシスタントの物語。悪魔と呼ばれるほどのカリスマ的編集長のもと奴隷のように働く主人公、なんだかワクワクしてくる設定ですよね。

いまはまだ読み始めたばかりなのですが、もう初っ端から名立たるファッションブランドの名前がズラリ。人生で三番目くらいにファッションが大事だと思っているわたしとしてはそれだけで楽しいんです。一生着ることのないブランド、でももしかしたら着ることができるかも! なんてそんな風に想像するだけで胸が高鳴ります。シャネルのバッグもマノロ・ブラニクのピンヒールも一生に一度は手にしてみたい! 

もしかしたら、これを読んでいる皆さんにとってはこれが、アルファだったり、マセラティだったりするのかもしれませんね。うーん、やっぱりクルマもファッションも人生に必要なエッセンスです。でも、クルマに比べれば、マロノの靴のほうが近くにあるわね。よしよし、未来のマロノを夢みてきょうも一日がんばります。
12:40 by ぴろり


2006年10月29日
リニューアルして……

このページでも何度か触れていますが、ただ今イタリア自動車雑貨店Webリニューアルに向けて準備中です。あともう少しでみなさまにお披露目できる予定。どうぞお楽しみに!

で、リニューアルつながりなんですが、先日の自分のお休みの日に美容院に行きました。ちょっと伸びっぱなしだった髪を切って、ストレートパーマをかけたんです。自分もリニューアルしよう! と思って。かなりバッサリ切りました。で、鏡の前の自分を見ると、何かに似てる――。

「あっ、これはモンチッチだ!」(もしくは昔の森昌子)

ある一定の年齢以上の方なら懐かしく思い出すでしょう。お猿さんのキャラクターのぬいぐるみです。わたしももちろん持ってました。でも男性には馴染みはないかな。

髪形がですね、似合ってるとか、似合ってないとか、そういうことじゃないんです。モンチッチになっちゃったんです、わたし。でもお店でみかけても、モンチッチって呼ばないでくださいね。

自分がモンチッチになっちゃったこともあり(どういう展開?)、ちょっとインターネットでモンチッチを調べてみました。そしたら、出てくる出てくる、いろんな情報が。一時生産終了になっていて、90年代に再生産され始めたようですね。奈良限定、鹿モンチッチとか、北海道限定、乳牛モンチッチなどのご当地モンチッチやガスマスクをして迷彩服を着たモンチッチとか、とにかくいっぱいあります。わたしがモンチッチなら、たまごモンチッチ? もうすでに商品としてありそうですが……。

なぜか“Italiaおやじのモンチッチブログ”なんていうものまで発見しちゃって、Italiaとモンチッチ? の意外な結びつきがあるようで。あとでゆっくり見てみます。

イタリア自動車雑貨店はイタリアのものしか置いてません。それもクルマのものですからすごく狭〜い世界ですよね。そして深〜い。モンチッチの世界にも、同じようにすごく深いものがありそうです。

自分リニューアルがちょっと違う方向へ行っちゃって、また別のディープな世界を覗いてしまった、たまごでした。
12:49 by たまご


2006年10月28日
リニューアル

1999年、創立100周年を迎えたFIAT。この時登場したPuntoの鼻先に装着されていたのがFIATブルーをベースにした現行型エンブレム、もうすっかり定着してますね。

月桂樹に囲まれたFIATロゴ、というスタイルは往年のFIATエンブレムをモチーフにしたもので、ちょっとレトロな雰囲気がFIATの伝統を感じさせてくれます。

そのFIATロゴを使ったレタードシリーズアイテムの爆発的なブームによって、それまでどちらかといえばちょっと地味目だったFIATの名前は、いまやファッション・ブランドを思わせる華やかな活躍ぶりです。

一時の危機的な状況から、見事復活を遂げたFIATの勢いを感じさせるNewモデル、Grande Puntoに続き、FIAT渾身の一台、Braboがいよいよ登場です。

うーん、FIAT、気合い入ってます。なんとこれを機にまたもやエンブレムのリニューアルだそうです。今度は1930年代から使われていたクロームの縁取りに赤いベースのタイプをモチーフにしたもので、2007年以降、各車に順次導入されるのだそうです。

となると気になるのが関連アイテムの数々。イタ雑も気合いを入れて探します! ご期待ください! っとその前にイタ雑Webリニューアルがあるじゃないですか! FIATに負けじと現在着々進行中です。もちろんこちらにもご期待あれ! です。
12:52 by ジョナタン


2006年10月27日
ミウラなど

わたしは案外スーパーカー好きなんだなぁ、と思うきょうこのごろ。ストラトスは出会いがしらに好きになってしまったし、カウンタックのない世界なんてとてもじゃないけど考えられない。いま、あらためてスーパーカーの存在感に感心しているのです。

そんななかでもとびっきり魅力的なのが、ランボルギーニ・ミウラです。きょとんとした目もとがとっても印象的で、思わず見入ってしまいます。でも、後ろ姿はなかなか男らしくって、シュッとしているんですよね。中性的で色っぽいクルマだなぁ、と思うのです。

読書の秋、スーパーカーに関する書籍でも読んでみたいなぁ、と思います。一を知って、十知らないことを知る。そんな奥の深いクルマの世界、はじめは仕事のためにがむしゃらに知ろうとしていましたが、いまは自分の楽しみのためにちょっと余裕を持って、読んでみたいなぁと思います。ちいさなしあわせ。



12:16 by ぴろり


2006年10月26日
イタリア自動車雑貨店なんですが……

今朝のこと。
「申し訳ございません。当店はイタリア車のものだけ扱っておりますので……」
とジョナタンが電話で話していました。電話を切った後、彼に何て尋ねられたの? と聞いたところ
「日産のcubeのミニカーはないか? って……」

当店はみなさんもご存知のとおり『イタリア自動車雑貨店』です。そのまんまじゃないか、とも言われますが、イタリア車のものを扱ってるんだろうな、とはっきりわかる店名。たまご自身は非常に気に入っています。

ですが、今朝に限らず、結構 ? と思うようなお尋ねがあるんです。

わたしが今までお受けしたお電話だと
「ボルボのものはないですか?」(グッズは少なそう。もしかしたらあるかも? と思って?)
「BMWのホーンボタンはありませんか?」(なぜうちに?)
「フランス自動車雑貨店みたいなものはないですか?」(あるかもしれませんが、ごめんなさい、わかりません。)
「miniの○○の……」(その時点で何の部品のことを言われているのかサッパリわかりませんでした)
「ポルシェについているエンブレムは……」(跳ね馬なんですが、残念ながらドイツ車なので……)
と、まぁこんな感じでしょうか。

お電話をかけていらっしゃる方は大きく2種類に分けられます。
多分ないだろうな? とはわかっているものの、もしかしたら? と思われてお尋ねになる方。
そして、もう1種類は、ご自分がお尋ねになろうとしている車種がどこの国のクルマなのか全くわかっていない方(これは女性に多いです)。

みなさん必死にいろいろ探していらっしゃるようなのに、お力になれずに本当に申し訳ないのですが、イタリア自動車雑貨店にはイタリアやイタリア車に関連するアイテムしかありません(声を大にして)! これからも狭くて深〜いイタリア車の世界のために、頑張ります! 

イタリア車のものしか扱っていませんが、どうぞイタリア自動車雑貨店をよろしくお願いします!
12:56 by たまご


2006年10月25日
マッチの

マーチはあなたのマチにぴったりマッチ……。
残念ながらマーチの愛車はマーチじゃありませんから。

さらに残念ながら二十歳をちょっと過ぎたくらいの「クルマ好きの女子」、というコトバから想像するクルマでもないんですね。

子猫が住めそうなほど太いマフラーとステアリングコラムに追加されたメーターがイイ感じ(語尾上げ気味で)の仕上がりです。
さすが「マニュアル免許」を持つ女子大生、漢だね。

憧れのクルマが自分のモノになった嬉しさは、クルマ好きなら誰もが味わうひとときです。しかもそれが初めてのクルマとなれば、その嬉しさはとっても大きいはずです。

今は、授業中も、バイト中も、暇さえあればクルマのことで頭が一杯になっていることでしょう。一刻も早くクルマに乗りたくて駐車場に大急ぎで自転車をこいでいる姿が目に浮かぶようです。

納車おめでとう、マーチ。羽根はこんなんでいい?

でもねぇ、その破れた内装だけは今すぐに直したほうがいいよ。
13:48 by ジョナタン


2006年10月24日
どこかで見たと思ったら

もう、すっかり冬の匂いがするきょうこのごろ、皆さまいかがお過ごしですか? ぴろりだね。さて、季節が変わると洋服を買いたくなってしまうのが乙女心。(ちなみに乙女とはわたくし、ぴろりのこと)きのうは帰宅途中にコンビニで雑誌を買って、コレでもないアレでもないなぁ、なんて思いながら冬の装いを思案していました。そういう時間ってなんだか平和でしあわせです。

ところで、当店きっての買物番長! といえばノリッティー。流行に敏感な彼女に、きのうは最新のオススメネックレスを教えていただきました。それはぽっこりハート型のネックレス。某伊●丹でウインドーのマネキンにぶら下がっているのを見て、ひとめぼれしちゃったそうです。で、きのうわたしが買った雑誌にもそれらしきハートのネックレスが載っていたんです。本当だ! さすがはノリッティー。

でもね、どこかで見覚えがあるなぁ……。って思って考えていたんですよ。そして今朝掃除をしていて気付きました。そう、FIATのハート型キーリング! ちょうど同じくらいの大きさだと思うんですよね。ちょっと、FIAT流行を先取りしてるじゃないですか? ねね、すごいすごい。これだって、きっと人気モデル、蝦ちゃん愛用! なんていったら当店にもギャルがわんさかやってくるんでしょうね。

ネックレスのかわりにこのキーリングでも買おうかなぁ。
12:10 by ぴろり


2006年10月23日
初めてのクルマ

誰かが「クルマを買おうかな」なんて話をすると、すぐにああでもない、こうでもないといろいろ論争が巻き起こります。こっちの方がいいとか、あっちの方がいいとか言いたい放題。クルマを買う話はホント、異様に盛り上がります。

きのうマーチがクルマに乗って出勤してきました。彼女にとっての初めてのクルマ。親のものでもなく、友達のものでもなく、自分自身で手に入れた自分だけのクルマ。5万円也。マーチはとても嬉しそうでした。

きのうは日曜日。19:00で閉店だったので、その後マーチのクルマの発表会!? と試乗会!? がイタ雑前新宿通りにて開催されました(笑)。イタ雑の自動車評論家からは、マフラーが太過ぎる、頭が入りそう(ちょっと大げさ!)とか、一見ガラが悪いとか、運転するとお尻が痛くなるとか、どのギアも入りにくい(大丈夫か?)とかいろいろな意見が。

最後に当社社長による試乗。新宿通りを四谷方面に向かって走り、市ヶ谷のあたりまで行き、帰ってきました。「うちにあったパンダに似てる」、とは試乗後の社長の言葉。それは最高の褒め言葉なんじゃないかなぁ。お尻は痛くなるし、ちょっとうるさい! けど、最初のクルマとしては上出来でしょ。5万だったら欲しい、と現在愛車がJR東日本のジョナタンも言っていました。

初めてのクルマって、それがどんなクルマであっても絶対に忘れられないものです。きっとみなさんもそうじゃないですか? わたしも初めてのクルマのことはよく憶えています。今から17年前に買った黄色いゴルフ。その当時20万くらいで買いました。左側だけちょっと色が褪せていて、でも嬉しくて、よく洗車してました……。

マーチはこの5万円で買ったクルマから始めて、これからきっといろんなクルマに乗るんだろうな。これから始まるであろう彼女のクルマ遍歴のスタートに立ち会えて、ちょっと嬉しい気分になりました。マーチ、運転にはくれぐれも気をつけてね。そして、クルマは盗まれないようにね!
13:00 by たまご


2006年10月22日
逃げられません

うーん、いい音! なんてちょっとニヤけたドライブ。シートに押し付けられる加速感がたまりません。高速コーナーもスパーンと駆け抜けるこのハンドリング、気持ちいい!
「もしかして、俺ってシューマッハかも……」そんな気分を奈落の底に突き落とす赤灯。

「えっ、俺? 違うよね?」はじめの何秒かはそう思うんです。でも赤灯はどんどんミラーの中で大きくなってくるんです。これこそ「ショボーン……」です。
残念ながら僕の名前はミハエルではなく、クルマにはF2006とは書いていないのでブレーキを踏むしかありません。

あとはもう、お決まりの流れ。ああ、これだけあればアレが買えた。コレも買えたかも。
後悔先に立たず……。

それにしても、白と黒です。どんな車種でもこの色。こんなのダメダメ。全然ダメ。もうちょっと何とかならないんでしょうか。はっきり言ってカッコ悪い。(このくらいは許してね)

それにひきかえ、見てよ、イタリア。159ですよ、159。ブルー地にホワイトのライン。これだってちゃーんとボディ形状にあわせてデザインされてるんですから。しかもフロントフェンダーにはPANTERAが睨みを効かせてます。もう、「絶対逃がさねーぞ!」感がバリバリ伝わってきます。

しかも運転してるのはきっと「俺はフィジケラ」気分のイタリアン。
これくらいやってくれたら素直にゴメンナサイできるのに……。
12:27 by ジョナタン


2006年10月21日
これにしてみましょう

「巳年生まれだからヘビのキーリングを買っていくわ」先日、こう仰るご婦人がいらっしゃいました。


突然ですが、わたしは午年生まれです。ちなみに、母も午年です。さらには、祖母も午年です。ついでに、ジョナタンとぎんなんも午年です。


そんなわけで(どんなわけで?)、わたしもお客様を見習って、馬のキーリングでも買おうかなぁ、と思いました。そこで、わたしが悩んだ末に、一番いいなぁ、と思ったのがコレ。シンプルなレザーに跳ね馬が刻印されただけのあっさりタイプ。

子供のころって、革製品に憧れていました。初めて、革のキーホルダーを買ってもらったときは、なんだか大人になった気がしたものです。でもわたしはそれを雪山の中にポトリと落としてしまい。失くしてしまったんですけどね……。キーホルダーと一緒に大人の証を失ってしまったわたし。あぁ、懐かしいな。

モノって、こんな風に思い出を残してくれるから、素敵ですね。というわけで、このキーリングのうちのどれかは、わたしの思い出になってくれるのでしょうか。



12:28 by ぴろり


2006年10月20日
オリオールさん

この『きょうのイタ雑』にも何度か登場しているオリオールさん、7月から当店のスタッフとして働いてくれました。どうしてオリオールなのかというと――ラリードライバーのディディエ・オリオールに似てるから、ということらしい。あの人がオリオールさんでしょ、と店頭で言い当てられたりもしてました。写真を見ると、確かに似てますね。多分、会えば誰でもわかります。

そのオリオールさんがイタ雑で働くのも本日で最後。短期間であるということは当初から決まっていたことなんですが、やっぱりちょっと寂しいですね。

お店に来てくださったお客様なら彼を見かけられた方も多いと思います。これまで在籍したイタ雑スタッフの中でも最高齢(当社の社長よりも年上です)。今まで、学生時代のアルバイトでも、イタ雑のようないわゆる接客仕事はしたことがなかったそうです。何から何まで初めてのことだらけ。さぞや大変だったことと思います。

自分の子供のような年のスタッフに、仕事の指示を仰がなければならないし、忙しい店頭での仕事中、キツイ言葉を浴びせられたこともあったでしょう。でもオリオールさんは、嫌な顔ひとつせず、淡々と仕事をこなしてくれました。接客だけじゃなく、ゴミを集めたり、いろんなところを掃除したり、細かくて地味な仕事は山のようにあります。それを地道に遂行してくれたオリオールさんは本当に偉いなぁと思いました。とっても感謝しています。

わたしがオリオールさんの年齢になったとき、彼のように働いたり出来るだろうか? と正直思います。プライドが邪魔をして、上手くいかないんじゃないかな? オリオールさん自身もいろいろ大変だったと思いますが、彼を迎えたわたしたちも色々考えさせられることが多かった4ヶ月間でした。

本当にご苦労さま。ありがとうございました。またお会いしましょう!
12:27 by たまご


2006年10月19日
ホイールよ、さらば!(後編)

ホイールを6本盗まれて以来、凹んだ生活を送っていた私にある日『ビビッ』と何かが降りてきた。あぁ、なんか嫌な予感がする……一度あったことには敏感になるのが人間というもの。こういう感覚はきっと大切にしなくちゃいけない! というわけで、大学の授業が終わるとすぐに自転車へ飛び乗って駐車場に直行。

あー……無いですねー。車の後ろにあるはずの白いアルミホイールが6本消えてますねー。

先週盗まれたばっかりなんですけど? 15インチを狙ってたわけじゃないんだ? (前回盗まれたのは15インチ6本、今回盗まれたのは14インチ6本)
どこにも当たりようのない、この沸々と湧き上がる憤りをどこにぶつけてくれようか!!
というわけで、駐車場を一回りして手がかりがないのを確認。再び自転車にまたがり、交番へGO! 事情を説明し、盗難届を出してきました。

「あんなボロホイール盗まれないでしょ」とちゃんと管理していなかった自分も悪いんです。でも! だからこそ! 凹むんですわ……これが。履いているホイールじゃなかっただけマシだとは思いますけれど、余りにも凹んだので、色々なサイトで被害状況をチェック。今後のために勉強をして対策をとらねばなりません。なかには、純正を含め合計4回も被害に遭われた方が! 自宅の敷地内駐車場で被害に遭われた方も多数見受けられました。今の世の中、ホント何が起きるか分かりません。

盗難防止用ナットの解除キットが通販で売られていたり、こういうものは所詮イタチごっこなんです。でも、それ+αでちょっとした鍵(自転車の鍵なり、チェーンなり)をつけることで防止出来たりするようなので、早速履いてるホイールに付けてみました。
自分の車がいきなり『亀の子状態』になってたら……やっぱり発狂しちゃいますから。

※写真のホイールは自分のものです。
12:17 by マーチ


2006年10月18日
鬼が笑う

ストーブリーグ、なんて言葉が死語になって久しいF1。2006年も、シーズン開幕前〜序盤戦にもかかわらずドライバーの移籍やエンジンの供給、スポンサーの移動などなど、いろんな話題が飛び交いましたね。

「〜するかも」とか、「大筋では決定の模様」なんていう噂だったらまだしも、シーズン中にもかかわらず、ライバルティームへの移籍発表とかって、どうなんでしょう。「ビジネス」とか「マネー」みたいなニオイが強すぎて「なんだかなぁ」って気持ちになってしまうのはボクだけでしょうか。

なんて言いながら、大きく変わりそうな2007年シーズンのマシン・カラーリング、いまからちょっとワクワクしています。
どうなるんでしょうか、Ferrari。Marlboro、Alice、Shell、BRIGESTONE、PUMA……。って、これ、DUCATI CORSEと一緒じゃないですか。

今もほとんど同じといえば同じなんですが、来年はますます近づくってこと?
マクラーレンは赤くなるの? ルノーはどうなのよ。あぁ、発表会が楽しみです。

おっと、その前に今週末は最終決戦! 「タイトルはあきらめた」なんていってる割には
バッチリテストを重ねたFerrari&シューマッハのラストラン! うーん、泣いちゃうかも!
11:47 by ジョナタン


2006年10月17日
イベントを終えて

先日六本木にて開催された、ランチア・トリビュート・ギャラリー・カフェ、行って参りました。幸い天候にも恵まれ、無事に3日間を終えることができました。特に14日(土)は1000MIGLIAの通過ポイントとなり、大変賑わっていました。当店のお客様も随分出場なさっていたようです。ちゃんと見つけましたよ。

それにしても、やはりクラッシックカーにおけるイタリア車というのは、一目瞭然、美しいですね。そして真っ赤がよく映えます。一度旧いイタリア車に心を奪われてしまった人は、きっと赤いクルマに対する思い入れというのは深いのではないかな、と思いました。

そして、エンリコ・フミヤ氏にもお逢いすることができました。想像どおりエレガントな方で、初めてお逢いする私たちにも気さくにお話してくださいました。親切なお人柄に甘えて、図々しくもランチア100年キャップにサインをせがんでしまいました。

調子がいいと思われてしまうかもしれませんが、フミヤ氏にお逢いした後は旧型イプシロンが欲しいなぁ、なんて思ったり。1000MIGLIAを見れば赤いクルマもいいなぁ、なんて思ったり。うーん、そんな風にいろいろ楽しいことを考えていたらあっという間に終わっていました。そして昨日お店に戻ってみたら、通信販売のご注文の嵐! 嬉しい悲鳴をあげながら、今日も夜まで頑張ります。なお、ご注文が殺到しておりますため、通常より若干お届けが遅れてしまう場合がございます。大変もうしわけございませんが、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。
12:36 by ぴろり


2006年10月16日
秋の味覚

10月第2回目の更新直後のイタ雑です。いつものようにたくさんのご注文、本当にありがとうございます。お目当てのモノは見つかりましたでしょうか。

今回もブリスターパック、絶好調です。そしてやはり、LANCIA 100周年アイテム。オーダーメールがバンバン届いています。最初で最後の100周年を、ぜひお手許でお楽しみください。

ところで皆さん、秋のご予定はお決まりですか? 暑くもなく寒くもない、これって、イタ車ドライブには最適のシーズンじゃないですか。水温計の針もヒヤヒヤするような位置には行かないし。

そんな訳で秋といったらやっぱり味覚の秋! 最近はなんだか季節感がなくなって、その気になれば一年中いろんなものが「お取り寄せ」できちゃいますけど、やっぱり旬のものは採れたてをその場でっていうのが気分でしょ。

とはいえ、ジョナタン的には秋はこれを食べなきゃ! なんていうほどのものがあるわけでもなく、みんなが騒いでいるので「松茸、イイネェ」なんて調子に乗ってるだけなんですが……。本当にオイシイの?松茸。えのきバターの方が美味しいような気がするんだけど、間違ってます?

何の話だ……。
12:41 by ジョナタン


2006年10月15日
ホイールよ、さらば!

不幸というのは本当にひょっこりと、忘れた頃にやってくるものなんだと思うのです。私のそれは、先月中旬にやってきました。

このイタ雑へ向かうべく、家から少々離れた駐車場に足を踏み入れた私と連れ。20台近くも停まっている駐車場は、一見いつもと何ら変わらないような様子。ただ、何かがいつもと違うんです。どこかが違う。何だ? 何だ? そして二人同時に気付くわけです。

あー……ホイールの数が減ってる?……よね?

停めてある車の壁側には12本(多過ぎ! との声多数)のホイールが積んであったはずなんです。でも明らかに数が減っている。どう数えても6本しかありません。15インチのアルミホイール全てが消えています。その場にしばらく立ち尽くしてしまった私たち。ア然、という言葉はこういうときの為にあるんだと思いました。さすがに納得が出来ず、駐車場内を見回してホイール神隠しの手がかりを探るも、何も得られず……。しょんぼりしながら、とりあえずお店へと向かったのです。お陰で5分ほど遅刻してしまいました。

置いていた私たちも悪いんです。競技で使っていたこともあり傷だらけ、そのうえ結構ボロいホイールだしと。それに都内有数の住宅街だからと多少高を括っていた所もありました。ただ、それ以前に黙って持っていくだとか、盗むだとかっていうのは道徳としていかがなものかと思うのです。それがショックでした。本当に色んな人が世の中には居るんだな、と。実際、かなり憤りを感じました。でも私たちも悪い。まぁもし履いてる人を路上で見掛けたら追いかけますけどね(笑)!

え? もう終わりかって? まだまだですよ。このあと、マーチはまたもや不幸に襲われました。
長くなるので続きはまた次回……。
11:14 by マーチ


2006年10月14日
うれしい! ITALIA

当社の社長が1ヶ月半のイタリア出張から先日帰って来ました。戻ってくるなり、六本木のLANCIAのイベントだ、Webの更新だ、と大忙しのイタ雑スタッフの様子を見て、ちょっと心配そうにしています。そんな社長から女性スタッフのみ! に素敵なおみやげが。ジョナタンがちょっとすねてます。

おみやげと言っても個人的に使うものではありませんが、たまごも、ぴろりも、ノリッティも大喜び。それはITALIAと大きくフロントに入っているレタードセーターです。Kappa製。ネイビーブルーでとってもきれい。

「お店に立つ時に着るように」との社長からのお達しです。

今、ぴろりとノリッティは六本木のイベントに二人で行っています。このレタードウェアを着て、LANCIA 100周年のキャップをかぶって頑張ってます! きのうも、お客様から、「それいいね、売ってないの?」と聞かれたみたい。

たまごも、きのう、お客様から褒めていただきました。「かわいいね〜」って言われたので、一瞬自分のことかと勘違いしました!? が、ウェアのことでした。すいません。ちょっとずうずうしかったですね。

見せるだけでごめんなさい。売り物じゃないので……。いいでしょ、って見せといて、ないですよ、っていうのはひどいかな? でもあんまりかわいかったので……。お見せするだけでよろしければ、どうぞお店にいらしてくださいね。
12:01 by たまご


2006年10月13日
見逃せない!

もう10月も半分近く終わりました。
日本G.P.も終わり、2006年のF1も残すところあと1戦のみ。なんでもFerrariは、ラスト1戦のためにスペシャルチューンバージョンを持ち込むんだとか。もしかして1990年代初頭に物議を醸した「悪い匂いの燃料」復活? まあ、それは冗談としてもとにかく見逃せないことに間違いはありません。

そしてWTCC。ちょっと露出少な目なんで、今ひとつ日本では話題になりにくいみたいですが、Alfa Romeo、もちろんがんばってます。マニュファクチャラーズポイントでこそBMW、SEATに次ぐ3位ですが、ドライバーズポイントでは、A.Farfus Jrが堂々のトップです。しかも2位とは1ポイント差! 9位のドライバーまで12ポイント差というガチガチの接戦です。こちらも残すところあと1戦、伝統のマカオですべてが決まります。

プロ野球も両リーグ優勝チームが決まり、いよいよ日本シリーズ! もちろんイタ雑的にはどちらが勝ってもゼンゼン影響はないんですが、ジョナタン的にはちょっと、いや大きなモンダイです。いまからちょっとソワソワしてます。

そしてもう一つ見逃せないもの、といえばイタ雑Web。10月2回目の更新にも、もちろん「見逃せない」が勢ぞろい。なんといってもLANCIA 100周年。故郷トリノから、イベントの熱気とともに届いた限定アイテムが続々登場! もちろんAlfaもFIATも、Ferrariだって負けてはいません。
「見逃せない」の大盛り、只今準備の真最中です!
12:56 by ジョナタン


2006年10月12日
イベント直前!

イベント直前!

LANCIA100周年のイベントが、明日から六本木で3日間行われます。イタ雑も参加するので、きょうは荷物の搬入やら設営やらで大忙し。ぴろりもジョナタンもジャイも行ってしまいました。わたくしたまごはお留守番組。

こういうイベントの準備してる時って、なんか学生時代の学園祭前みたいな感じがします。みんなで遅くまで残って、ああでもないこうでもない、と言い合ったり、いろんなものを作ったり。イベントって、気分が高揚しますよね。ドキドキしますよね。

六本木のイベントなんて初めて。ああいう場所柄、一体どういうお客様がいらっしゃるんだろう? と未知の世界なもので、傾向がつかめてません。

イタ雑で売れているものが、必ずしも売れるわけじゃない、ということはこれまでのイベントで学んだことです。例えば日本橋の三越。お客様の層は圧倒的に年配のご婦人が多いので、かわいいマスコットや価格が低めのミニチュアモデルなんかがよく出ました。Ferrari以外のイタ車を知らない方ってこんなにいるんだ、と驚かされたもの。

Ferrariのイベントに参加した時はエンブレムがとにかく売れました。ちょっとお値段の張るレアなものなんかも出て、それはそれでビックリ。

さぁ、明日からのイベント、一体どんな感じになるんでしょう。きっとぴろりはちょっと緊張してるはず。お近くの方は是非覗いてみてくださいね!
12:25 by たまご


2006年10月11日
世代交代

さて、先日の鈴鹿。鈴鹿最後のF1ですから、実際に見に行かれた方も、テレビの前で観戦した方もたくさんいらっしゃったんでしょうね……。わたしたちは当然その時間は仕事。でも結果がやっぱり気になりまして、リアルタイムで結果が見られるサイトをパソコンの画面に立ち上げておき、合間にチラチラ見てました。

その後、別の場所で大きなF430のペダルカーをラッピングしていたところ、ジョナタンがやってきて
「シューマッハリタイアだよ……。」 
と残念な報告が。
なんでしょうね。そんなにシューマッハが好きだったわけでもないのに、あ〜あ、残念! て思いました。

スポーツ選手って、選手寿命が短いじゃないですか。お相撲だって、30歳過ぎたらもう引退、っていう人が多いし、野球にしてもサッカーにしても、ほとんどが30代のうちに選手生活を終えますよね。わたしと同世代のスポーツ選手は『大ベテラン』とか『もうすぐ引退』とか言われてる人がほとんどなので、ちょっと寂しく感じてました。自分もそういう年齢になったんだな〜って。

でも、だから逆に頑張っている人を見ると、自分も頑張らなきゃって思いますよね。シューマッハもほぼ同世代だから頑張って欲しかった。そんなにいつも気にして見てたわけじゃないのに、引退って聞いたら少なからずショックでしたから。いつかそういう日が来るということはわかっていたのにね。

セナが亡くなったレースで、後ろを走っていたのが若き日のシューマッハでした。セナが亡くなったことはもちろんショックでしたが、「時代が変わるんだな」ってその当時思ったことを憶えています。あの時若かったシューマッハが今年で引退。時代はこうして移り変わっていくんだな、と改めて思ったたまごでした。
13:23 by たまご


2006年10月10日
ニック・メイスン

ピンク・フロイドのギター・ヴォーカル、シド・バレットが今年7月他界した。という話を昨日知り、懐かしい学生時代にときどき聴いていた『原子心母』のジャケットが頭の中に浮かんだ。そのあと、当店スタッフのなかで唯一ピンク・フロイドを聴いたことがありそうなジョナタンにこの話をした。するとジョナタンは、そういえば、と、ドラムのニック・メイスンが有名な自動車コレクターだという話を教えてくれた。

ほぉ、そうなのかぁ。と「ニック・メイスン」を検索してみると、出てくる、出てくる。趣味のクルマのコレクションのみならず、ドライバーとして、24時間耐久レースに出たこともあるようだ。バードケージ Tipo63も所有しているそうで、イタリア車にも造詣は深いのだろう。もしかして、うちのホームページも覗いていたりして。

それにしても、ピンク・フロイド懐かしいなぁ。イギリスの詩人ウィリアム・ブレイクの世界に通じる、普遍的且つアバンギャルドな世界感が非常に興味深い音楽だ。思わぬところで点と点が線になる。なんとなく嬉しいことのように思うのだ。

※写真はバードケージ75とニック・メイスンです
12:34 by ぴろり


2006年10月09日
週末までカウントダウン

いよいよ今週末に迫ったランチア100周年イベント。当店も出店させていただくということで連日連夜その準備で大忙しです。14日には1000ミリアのスタンプポイントにもなるので、お休みの方は是非お越しください。

そうそうタイミングよく、イタリアからランチア100周年のレアアイテムが昨日届きました。アパレルから、ネックストラップ等バリエーションも豊富でこのイベントに持っていく良い品がたくさん。よかったぁ。せっかくですから新しいアイテム持って行きたいですもんね。

というわけで、次の更新前にいち早く六本木でニューアイテムを見つけることができます。ちなみにぴろりも行きますので、見かけたかたはお声をお掛けください。毎日四谷で地味に過ごしているので、六本木ヒルズのようなちょっと派手な場所では見つけにくいかもしれませんけれど。ふふふふふ。
11:22 by ぴろり


2006年10月08日
10月8日は

まさに秋晴れ。こんな日に運動会をやらずにいつやるんだ! というほどの好天に恵まれたここ四谷のイタリア自動車雑貨店。久しぶりの晴れ、ということもあってか早朝から車でひとっ走りしてきた、なんていう皆さんが快音を響かせつつ、ちょっと休憩がてらお立ち寄りくださっています。

あっ、初代Ghibli! 目の前にすると、意外と大きいんですね。伝統のMASERATI V8、丸みを帯びたホロホロというV8サウンドがとっても心地よいです。キャブレターが、ヒュンヒュン空気を飲み込んでます。テールエンドから突き出た2本のパイプからは「悪い匂い」が……。胸いっぱい堪能いたしました。

それにしてもこのたたずまい、なんと言ったらよいのでしょう。同時代のPininfarina=Ferrariなどと比較すると、硬質で直線的なイメージの初代Ghibliですが、実はその直線がとっても柔らかな印象なんです。ルーフやフェンダー、ボディサイドを走るプレスラインはきちっとエッジが効いてシャープなイメージなんですが、決して刺々しくなく「まろやか」というか「優しい肌触り」というか……。

そして各ピラーの繊細さといったら! 全体的なボリュームの中からすると、場違いなほど華奢なその姿。イタリアの生んだ車だけに許された美意識を感じます。

伺ったお話では、なんと昨夜納車されたばかりだそうで、その喜びや期待と同じくらい、
「一体何が起きるのか……、という不安で一杯ですよ」と、微妙な笑顔でおっしゃっている姿が印象的でした。
ああ、この瞬間がイタリア車だね……。

P.S.
落ち着いている場合じゃありません。今日は10月8日。あぁ、なんでジョナタンは四谷にいるの。鈴鹿よ、鈴鹿、ああ鈴鹿……。
12:42 by ジョナタン


2006年10月07日
15年ぶりの熱海

皆様ごぶさたしております。“ノリッティー”です!

もう10月ですヨ〜。私は『イタリア自動車雑貨店』に入ってから半年も経ってしまいました! 気持はまだ2〜3ヶ月ってところなのですが……。

そうそう、先日のブログに“ぴろり”が私のことを書いていましたよネ。内容を読んで私のことながら大ウケしてしまいました!

さて、そんなノリッティー、今日は『熱海』に行ったことをお話したいと思います。何と15年ぶりに1泊2日の熱海旅行に行って来ました〜! 熱海は熱海でも何処に泊まるかも聞かずに行ってしまったので凄く楽しみにしていました(ミステリーツアーに行くようなものですよネ!)

熱海駅からタクシーですぐ。ホテルの入口を入ると向こうに見えるのは誰もいない海! な〜んて素晴らしい。それから、ハッキリと見える初島を眺めながら温水ジャグジーに入り、夜は美味しい食事をお友達皆で食べて、温泉に入った後はマッサージ機で体をほぐしました。(余りにも気持がよくって寝てしまいました……。)

次の日の朝、朝食を済ませた後広いバルコニーに出て、デッキチェアに横になり、目を閉じて海の波の音を聞く……。時間がゆ〜っくり流れて行くような感じがなんとも言えず、癒されちゃいました。

帰りに“ぴろり”が書いていたように、キティちゃん好きのノリッティーはご当地限定キティーの根付け(あじの開き、ロマンスカー、さぼてんetc……)を沢山買いました!

これからは紅葉シーズン、皆様も行きたくなったのでは……? ドライブがてらいかがですか?

《今日のお買物:Ferrari 純正 Scuderia ミニベア》
12:23 by ノリッティー


2006年10月06日
雨降りとパンダ

きょうはほぼ全国的に雨模様。もちろんここ東京四谷も雨がザーザー降ってます。風も強いので、ビニール傘がひしゃげちゃって、悲惨な状態になっている人も見かけました。みなさん、外へ出かける時は気をつけてくださいね。

雨で体が濡れるとすごく疲れますよね。だから大人になってからの雨は憂鬱です。でも、思い返すと子供の頃の雨は決して憂鬱なものではありませんでした。

雨の日は、母親に怒られることなく、胸を張って? 泥だらけで帰れるので、子供の頃は楽しかったものです。長靴を履いて、水溜りにわざとバシャバシャと入ったり、今思うと結構キタナイと思うのですが、靴下まで泥だらけ、真っ黒な状態で帰ったりしてました。

普段の日はそんな汚れた状態で帰ると絶対に母に叱られますが、雨の日は大丈夫。だって雨降ってますからね、泥が跳ねるもの仕方ないですから。でも、うちの娘だけなんでこんなに泥だらけなんだろう? とは思われてたかもしれません。でも、その時だけは目をつぶっていてくれたんでしょうね、きっと。ありがとう、お母さん。

と、泥だらけで遊んでいた昔を懐かしんでいたら、かわいいアイテムが届きました。FIAT New Pandaのプロモーションアイテム。Pandaだから、パンダか……。かなりベタですが、カラーがポップなところはオリジナリティがあっていいじゃないですか! パンダ? ネズミ? 架空の動物? とスタッフの中でも意見が分かれましたが、誰がなんと言ってもパンダです(強く言い切ろうとしたのに途中でくじけました)、よね……!?

さぁ、今から店頭に並べなきゃ。薄暗い雨降りの一日ですが、これを並べたら、きっと店内が明るくなるはず! 
13:23 by たまご


2006年10月05日
プロディの荒療治

中道右派のベルルスコーニ政権から中道左派のプロディ政権へ。今年4月の総選挙で僅差ではありましたがイタリア国民はプロディに軍配を上げました。がしかし、先週発表された新たな税制の施行が、ここにきて大きな問題を孕んできました。

56!もの新税が施行されます。クルマに関したところで目をひくのは、SUV(多目的スポーツビークル)に該当するクルマに特別の税金を課すというものがあります。つまり、現在、イタリアでも大人気のBMWのX3やX5をはじめとする同種のクルマは、他のクルマに比べて一段と税金が高くなるのです。理由は道路の占有率が高く、本来の用途とは異なって贅沢な使い方をされているから、というものらしいです。ちなみに、FIATグループには現在のところ該当車種はありません。

う〜ん、なんとも素直には飲み込めないなぁ、というのが正直なところですが、プロディ政権は財政の建て直しを増税によって完遂しようと本気で腰を入れ始めたようです。あとですね、これはちょっと、エッ!と絶句ものなのですが、150ユーロ以上の買い物は、バンコマットカード(Jデビットのようなもの)、クレジットカード、あるいは小切手でしか出来なくなるというのがあります。なぜこんなことをするかというと、客が現金で支払うと店がレジも打たずに売上除外しやすいからなんです。

現在でもそれを摘発するために、経済警察が店から出てきた客にレシートを見せるように要求することがあります。最近はこれが非常に多いです。もし、そこで客がレシートを持っていなかったら、つまり、店がきちんとレジを打たずにいたら、即刻営業停止処分が下されます。こうやって正式に売上に計上せずに得る収入をNERO(黒)と言いますが、特に南イタリアは「真っ黒」だそうです。しかし、経済警察による監視にも限度があるので、150ユーロ以上の買い物は証拠が残るカードで、ということになるようです。もちろんクルマなど登録が伴うものはすぐに足がつくのでこの限りではありませんが。それにしてもいくら税逃れ許すまじ!にしても、強烈な施策です。

トリノ市内ではアフリカ移民による大暴動も起こりました。パリであったのと同じように、クルマに火を放ち、多数の負傷者が出ました。それを横目にイタリア人たちは沸点に達しそうな怒りをどうにか抑えてはいますが、プロディ政権の荒療治が行き過ぎると、いつそれが爆発するかもしれません。生活は以前にも増してつましくなっているように思います。写真はショッピングセンターに併設されたレストラン・コーナー。ファーストフードに毛が生えたようなものですが、安くあがるだけあって、ここだけはいつも満員です。美食の国のイタリア人にとっても、普通のレストランがどんどん高嶺の花になりつつあります。


11:33 by サンサロ


2006年10月04日
24時間闘えますか!

更新後は、やはり通販! 通販! 通販! すごいですねぇ。今回は予想通りクアトロポルテのミニカーのご注文が非常に多く、それでもまだ在庫がある! やるじゃんイタ雑!! ばっちりイタリアで確保してきましたから。とは言っても、後2、3日で完売がでてしまうんじゃないかなぁ、という感じですので油断できませんよ。

そして、またしてもイタリアから荷物が……。ほっほっほっ、やってやろーじゃないの! 敵に不足なし!(ってイタリアから入荷のアイテムは敵じゃありませんから)ってな具合に、ピロリ戦闘モードに入ってます。だけど、ときどき弱気になると、子供のころに読んだグリム童話を思い出します。

まじめな夫婦の靴屋が来る日も来る日も靴をトントンカンカン作っているんです。けれど、働いても働いても作らなければならない靴は減らないんです。するとそれを見ていた(何で見ていたのかは忘れましたが)小人がこのまじめな夫婦のために、夜中ふたりが眠っている間に、靴を全部作ってくれる。という話です。朝起きて仕事場でふたりはびっくり!

というね。このお話、こんなつまらないお話ではないんですよ。もっともっと面白かった。もう一度読んでみましょうか。まじめにやっていたら、小人が助けてくれるかもしれないー。ってその考え方間違っていますよね(笑)。というわけで、ぴろりは毎日元気に頑張っています。さてと、そろそろリ●インでも飲もうかな。きょうは1/18のフェラーリの新作ミニカーがたくさん入荷、再入荷しています。ずらーっと並んだ姿はなかなか立派ですよ。
13:30 by ぴろり


2006年10月03日
エンリコ・フミア (ENRICO FUMIA)

10月2日夜、トリノ自動車博物館で開かれたデザイナー、エンリコ・フミア(ENRICO FUMIA=写真いちばん左)さんの”LANCIA J”発表会に行ってきました。集まったのは約70名ほど。LANCIA CLUB ITALIA会長のジョルジョ・フォルミニ(GIORGIO FORMINI)、BERTONE社のリリ・ベルトーネ(LILI BERTONE)、そのほかLANCIAからも何人かの参加者がありましたが、派手さやきらびやかさとは無縁の、ささやかな、と形容するのが相応しい発表会でした。

皆さんご存知のように、フミアさんはALFA 164、そして先代のLANCIAイプシロンのデザイナーとして、日本においてもイタリア車ファンの間では高名です。18歳でBERTONE主催のデザインコンペ、GRIFO D’ORO賞を受賞して自動車の世界にデビュー、その後PININFARINA、CENTRO STILE LANCIAなどでの仕事によって一線のデザイナーとしての地位を確立していきました。現在はFUMIA DESIGN ASSOCIATIを主宰し、フリーの立場にあります。

開場の20分ほど前に着いてNEWフルヴィアのモックアップを眺めていると、いつ日本に帰るの?と声をかけられました。フミアさんでした。つい先日、レストランで偶然お会いした時よりも、この夜はなぜかずっと色白に感じました。もともとラテン系という感じの人ではありません。どちらかというとフランス人のような印象があります。12日に帰って、25日に戻ってきます、と答えると、私はこれから1ヶ月以上、日本だよ、と笑って肩をすくめていました。気さくな人です。

LANCIAを去ってからのフミアさんは、どちらかと言えば不遇の時期を過ごしていたのかもしれません。しかし、そんな彼を支えたのは、ほかでもない熱心な日本のALFA ROMEOやLANCIAのオーナーズクラブの方々でした。”LANCIA J”の”J”は、だからJAPANの”J”なのだそうです。日本の友人達へのフミアさんの友情と感謝の印です。LANCIA伝統のエレガントなセダンのカタチを持って目の前に現れたLANCIA Jのクレイ・モデルには、だからなのかそこはかとなく「和」の味わいのようなものも感じられました。

残念ながら会場で日本の方にお会いすることは出来ませんでした。でも、クレイ・モデルのお披露目の前に行われた講演の中で、フミアさんは日本の友人達と一緒に撮ったという写真をスライドにして、会場に集まった人々に見せてくれました。そこにはイタ雑のお客さんがたくさん写っていました。思わずクスッと笑ってしまうような、そうです、あなたかもしれない誰かさんのおどけた姿もあって、そこにいたイタリア人をビックリさせていました。その日一緒に行った知人のロベルトさんが、あの写真の人たちはどんな仕事をしてるのか、とちょっと怪訝そうな顔をして僕に訊きました。みんなちゃんと働いてますよ、と言っておきました。

13日から六本木で始まるLANCIA100周年のイベントにはフミアさんも来るそうです。たまたまクルマが好きで、それがたまたまイタリアのクルマで、そしてそれがたまたまフミアさんデザインのクルマだった。そんなふうに砂浜に落ちている針を見つけるほどの偶然によって生まれた繋がりが、遥か1万キロを越えて1台のクルマのプロジェクトを進行させています。講演台の上にはイタリア国旗にクロスさせて日の丸の旗が並んでいました。いい光景でした。

12:13 by サンサロ


2006年10月02日
ノリッティー

みなさんお元気ですか? お久しぶりです。ぴろりです。このところ不機嫌な天気でまいっちゃいます。風邪ひかないようにみなさんもお気をつけください。

さて、このところイタリアからこれでもか! とばかりにニューアイテムが届いています。何が入っているのだろう! ワキワキ!! って気持に比例して仕事の量も増えていくわけで、ぴろり、ぼーっとしていられません!!

気がつけば閉店時間! なんてこともよくあって、さすがに疲れたかなぁ、っていう日もあります。でも、うちには元気の源「ノリッティー」がいますからご安心ください。

おはようございまーす!(ワンオクターブ声を高くして読んでください・笑)

ノリッティーのおはように癒されます。さてさて、きのうは何してたの? 夜中まで飲んじゃいました〜(笑)。そのわりには随分すっきりした表情。さすがパワフルノリッティー。その華奢な体のどこにそんなエネルギーがあるのでしょうか。

笑う角には福来る

これはあながち嘘ではないようです。ノリッティーの笑顔の力を借りてきょうもぴろりは元気に頑張ります。皆さんも是非当店にお立ち寄りの際はノリッティー見つけてくださいね。

※ノリッティーの好物はキティちゃんです。
13:33 by ぴろり


2006年10月01日
そこにいる強敵

WEBの更新から既に14時間経過しています。四谷のてんやわんやをおもんばかって、最近連続出場記録更新中のサンサロです。現在、日本が午前6時、イタリアはまだ9月30日の午後11時です。FERRARI 50周年の大きな大きな、そしてとても高価な額装プレートもお買い上げいただけたようで、ここイタリアでそれを見つけたときの興奮が再び甦ってきました。アメリカ人にさらわれず、日本国内のコレクターの方のもとにわたったことが何より嬉しいです。アメリカ人コレクターは、ことFERRARIのレア・アイテムに関して、イタリアでの最大のライバルです。

それからブリスターパックのミニカー。これもたくさんご注文いただいているようです。これに関しては複数の極秘のルート(!?)で手に入れています。常にリクエストを出してあるので、週に1回は○○が何台、△△が何台見つかった、と連絡が入ってきます。特にMASERATI COLLECTIONやALFA ROMEO COLLECTIONの既にリリースが終了してしまったモデルは、彼らのルートによってイタリア各地から探し集めてもらうしかないのです。そうやって2006年の9ヶ月間、約2000台を集めお客様にお渡しすることができました。

特に人気車種、ALFAで言えば155 V6 TIを筆頭に33 STRADALE、TZ、TZ2、MASERATIではQUATTROPOTE EVO(1998)やBITURBO系のモデル、これらはなかなかお目にかかれません。今回はMASERATI系、ちょっとやそっとで完売にならないよう、意地と気合で集めました。他のメーカーでモデル化されていないものも多いので、貴重だと思います。

それにしても、ブリスターが凹んでいるんですよね、いつも。もう何度も口を酸っぱくしてイタリアのサプライヤーには言ってます。日本じゃ箱や外装が大切なんだから、もう少し気を遣ってくれ、と。するとね、チェルト!(もちろん!)って言うんですよ、彼ら。でも全然チェルトじゃない。彼らの箱詰めを見ていると、最初は丁寧にやってるんですが、ブリスターが複雑な形状をしてるのできれいに入らなくなってくるんですね。そうするともう面倒くさくなって、途中からは適当に入れてるんです。イタリア人は概して根気がないですから。それから何でも原因を自分以外のところに求めます。ブリスターのカタチが悪いんだよ、です。

さて、さて、つい3時間ほど前にもこのミニカーのことで連絡が入りました。200台超集めたと。この中には現在、ご予約受付中になってしまっている156 SPORTWAGON POLIZIAも含まれています。それは朗報には違いないのですが、ブリスターをですね、大切にしてほしいです。すいません、ほんとに。もうきつく、きつく、改めて注意します。強敵です、まったく。


10:51 by サンサロ


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