|
sun |
mon |
tue |
wed |
thu |
fri |
sat |
|
|
|
|
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
21 |
22 |
23 |
24 |
25 |
26 |
27 |
28 |
29 |
30 |
|
|
|
|
よりよく
連日うだるような暑さの四谷、それでもまだ梅雨あけしていないって、これは夏じゃない、って! 一体、これが夏じゃないというのなら、何を夏だというのでしょうか。さて、全国のみなさん、いかがお過ごしでしょうか。
ぴろりだね。
きのう、マーチが就職活動のスーツが辛いという話をしていました。あれは本当に大変そうですよね。このページをご覧のスーツ姿のサラリーマン、OLのみなさん、暑さに負けず頑張ってください。
そして、この季節になるとイタリア自動車雑貨店ではスーツ姿のお客さまが腕に上着をかけて汗をふきふき、店内で涼んでいる光景をよく見かけます。
きのうも、そんな様子のお客様が多くいらっしゃいました。そのなかのひとりのお客さまにカプチーノをお出しして、少しお話をさせていただきました。
その方は某自動車メーカーの技術者の方で、出張の帰りだったようです。仕事でアルファロメオに乗ったときに気に入って、147を購入したとおっしゃっていました。
そのほかにも貴重なお仕事のお話を聞かせていただきました。そのなかで、私が興味を持ったのが、その国の湿度もクルマづくりに影響するので、湿度の研究もしているということ。つまり、日本とイタリアでは湿度の違いがあるので、明らかにその点で違うクルマをつくることになるのですね。
想像するに、比較的几帳面な性格の人間の多い日本人、その研究はきっちり行われていることでしょう。そんな細かな研究の末、安心安全なクルマをつくることができるのでしょうね。
最後にその方は、それでもやっぱり運転の楽しいクルマをつくりたい、と眼鏡の奥で瞳を輝かせてそうおっしゃっていました。つくりたいクルマをつくることは難しいことなのだと思います。でも、思い描く理想のクルマに一番近いクルマを是非つくって欲しいなぁと、心から思います。頑張ってください。
※画像はグラスゴーのバンド、TEENAGE FANCLUBの名盤『GRANDPRIX』ぴろり青春の一枚。
|
12:46 by ぴろり |
イソップなど
今朝、掃除をしているときに、ラガーシャツと目があってしまった(ラガーシャツに目があるのかという質問にはお答えできません)。
うーん、こいつはなんか懐かしいな。
あ、わかった『スクール・ウォーズ』だ!
わたし、あのテレビドラマが大好きだったのです。落ちこぼれたちが花園を目指すラガーマンドラマ。イソップが好きでしたね。まだ、小学生だった私の一番心に残るドラマでした。
で、カッコイイんですよね、ラガーシャツって。襟元を開けてちょっと汗で汚れた白い襟なんかも男ぽくっていい。
そういえば、そのドラマの放映されていた2年後くらいに、学校で『スター・ウォーズ』の話になったとき、ひとりで『スクール・ウォーズ』と勘違いして、おかしいなぁ、そんな宇宙の話じゃないよなぁ、と首をかしげていたマヌケな自分を思い出しました。
なぁんてことを考えながら掃除をしていた、今朝のぴろりでした。
|
13:26 by ぴろり |
BOSCHにドキっとした夜
今朝は駅からイタリア自動車雑貨店まで歩いてきただけで、汗をかきました。暑い! いよいよ本格的に夏がやってきましたね。全国のみなさまいかがお過ごしですか?
ぴろりだね。
先日、某バラエティ番組で、「ゴルフ場のある家、プールのある家」の特集があり、なんとなく見ていました。まぁ、どちらもなんとも豪華なお屋敷で、いままで自分が持っていた家というものに対しての概念が吹っ飛んでしまったのですけども。
そのなかで、プールのある家は、家主の方がずっと昔からアメリカの住宅がとても好きだったようで、ご自分でいろいろと勉強をして、部屋の中の改装などもご自分でしているというわけでした。
そこで、このスイッチがこだわりのなんとかで……、などと家主がレポーターに説明していたのですけども、インテリアに造詣のないわたくしにはさっぱりわからない固有名詞のオンパレードで、これは微生物の名前だよ、と嘘を言われたとしても、そうなのか、と納得してしまうようなチンプンカンプン具合でした。
なんのこっちゃ、と見るともなく見ていたのですが、そこにこのわたくしも知っている固有名詞が耳に飛び込んできました! それは、当店人気アイテムワイパーブレードでおなじみの『BOSCH』。たしか、キッチンの中の何かに使われていました。
おじさんレポーターA: 「おっ! BOSCHだ。」
若者レポーターB: 「なんですか? ボッシュって」
おじさんレポーターA: 「ベンツのパーツなんかも作っているドイツのメーカーだよ」
若者レポーターB・C: 「へぇー、ベンツのパーツですかぁ! 」
このやりとりだけを聞いているとまるで高級ブランドの話をしているようでした。調べてみたところによると、BOSCHは世界各国に拠点をもつとても大きな会社でその道では有名なブランド。上の会話もけっして間違いではありません。しかし、わたくしはクルマパーツに疎いもので、これまでBOSCHはワイパーブレード屋さんだとばっかり思っていました(笑)。
なにしろ、ドキッとするんですよ、店を一歩でたところで、イタリア自動車雑貨店で初めて知ったものを耳にしたり、目にしたりすると。というわけで、ぼーっとテレビを見てリラックスしていたら、妙なところでワイパーブレードを思い出し、発注漏れはないかな? なんて急に仕事モードになってしまった夜でした。 |
12:45 by ぴろり |
いざってときに故障しないの?
すっかり冷房が欠かせない暑さになりました。きょうは雨も降りそうにない良いお天気の四谷。みなさん元気にお過ごしですか?ぴろりだね。
さて、ここ四谷、イタリア自動車雑貨店にはいつものように、イタリアからの入荷ラッシュが始まりました。欠品していたラガーシャツやTシャツを初め、キーホルダーに、ミニカーといつもどおり多種多様のものがざっくざっく。
そこで、もちろん再入荷アイテムのみならず、新着アイテムも入っております。もう、店頭には並んでいます! いち早く新着アイテムをゲットするには是非店頭へお立ち寄りください。とはいっても遠方のかたは難しいと思いますので、ちょっとだけこのページでお知らせしましょう。
『きょうのイタ雑』を読んでくださっているあなただけにいち早くお知らせしちゃうアイテムは……。ミニカーです。それも、アルファのミニカーなのに、アルフィスタが見落としてしまうミニカー……。それはカラビニエーリコレクションのアルファロメオモデルなんです。
カテゴリーがアルファではなくイタリアのせいか、なかなか気づかれないこのモデル。以前は75のカラビニエーリがありました。75のモデル自体が珍しいのですが、そのまえに75の警察車があることが興味深かったです。そして、今回入荷してきたばかりの車種は、155。
なんとっ。
155まで警察車になっていたのですね。でも、ふと思ったのですが、155以前のアルファロメオというのは、故障も多く、トラブルも絶えない、なんて噂を耳にしたことがあるのですが、大丈夫なんでしょうか。警察車といえば、スピードをあげて、一分一秒を争う、なんてこともあると思うのですが、そんなときに故障した! なんてことにはならないのでしょうか。
うーん、そういうのはポリツィアの管轄なのでしょうか。不勉強で申し訳ありません。どちらにせよ、ちょっと気になりますよね。というわけで、155のカラビニコレクション、入荷してまいりました。そのほかにもFIATのカラビニコレクションなど、多数入荷しております。これまでのコレクションもなかなかのラインナップですので、予習復習してみてください。
|
12:20 by ぴろり |
男前
じめじめした雨の季節が過ぎれば、みんなお待ちかねの夏がやってきます。わーい! 楽しみだ。
というわけで、こんにちは、ぴろりだよ。
さて、今朝は早くからたくさんのお客様で賑わっているイタリア自動車雑貨店。サラリーマン風の団体さまからご近所四谷のグレーヘアーが美しいおばさままで、幅広い年齢層の方々にお越しいただいて、嬉しいかぎりです。
そんな中でもにこやかな笑顔がとても印象的な男性がひとり。ランチアのクマのぬいぐるみを選んでいる。ちょっとお声をおかけしてみると、なんとストラトスのオーナー様でした。愛車のカラーは皆さんもご存知の「あの」黄緑色。本当にこんなクルマに乗ってる方っていらっしゃるんですね。スゴイなぁ。
お話を聞くところによると、日本には現在おそらく45台のストラトスが存在するとか。各都道府県に一台ずつといったところでしょうか。うーん、少ないのか多いのか判定するのは難しいですが、やはり多いのではないでしょうか。だって、あのストラトスですからね。
ストラトスは私が素直な気持で、カッコイイなと初めて思ったイタリア車のように思います。だから、ストラトス30周年の書籍も買ってしまいましたもん。これも初めて買ったイタリア車の洋書ですね。あの本はストラトスに関してのみならず、ランチアの歴史に関しても詳しく書いてあって大変素晴らしい本です。
プロトタイプも載っているのですが、これがまたわたくしとても好物なんですよね。シュッとしててね、なんか、向かうところ敵なしって気がしませんか。うーん、男前。実車は到底無理なので、ミニカーでもいまのうちに買っておこうかなぁ。残り僅かなので、私が買う前に欲しい方はちゃんとゲットしてくださいね。
|
12:54 by ぴろり |
親戚
きょうは天気だ! と思いきや、急などしゃぶりに驚きの四谷。全国のみなさまお元気ですか? ぴろりだね。
ある日の夕暮れ、店先に一台の見慣れぬ赤いクルマを発見しました。もう随分焼けた感じの赤がこれまたカッコイイなぁ、なんて思ってノソノソと近寄って見てみると、そこには、「BX」と言う文字と「CITROEN」のエンブレムがキラリ。
ふうーん、シトロエン、フランス車かぁ。でも、なんとなく私の好きなイタリア車に似てるなぁ。なんて思って早速ネットで検索。すると、シトロエンの「BX」というシリーズのクルマはイタリアが誇る自動車デザイナー、ガンディーニのデザインではありませんか! なるほど、フランス車といえどもイタリア車の親戚だったんですね。
ここでいうガンディーニとは、ランボルギーニ・ミウラやランチア・ストラトスのデザインで有名な、「あの」ガンディーニ。私が思うに、彼のデザインの特徴は、クルマを横から見たときのラインに尽きると思います。直線でできた紙の箱に一点の穴を開けて、プウっと息を吹きかけるとできそうなライン(私はコレを直線が膨らんだラインと呼んでいます)、これこそがガンディーニ!
つい先日も先代のマセラティ・クアトロポルテはカッコイイなぁと考えていて、ガンディーニはスゴイものをこの世に残したなぁ、と感心していた矢先のちょっと嬉しい出来事にほっこりした気分になりました。
クルマの知識が少ないという欠点も、先入観をもつことがないというふうに転換すれば長所になるなと分かったことで、昨日よりちょっとだけポジティブになれたきょうのイタ雑、ぴろりでした。
|
13:06 by ぴろり |
売れないもの
ゴールデンウィークもとっくの昔に終わって、もう6月だというのにまだまだ夏が見えない曇り空の今日この頃。みなさんお元気ですか? ぴろりだね。
さてイタリア自動車雑貨店には、その名のとおりイタリア車に纏わるアイテムがところ狭しと何千種類もぎっしりつまっております。そこで、どんな世界にも人気があるものがあれば、人気のないものもある、という浮世の常はここイタリア自動車雑貨店でもありまして、残念ながら「売れないもの」もあるんです。
その気になる「売れないもの」といえば、私の印象の中ではアルファ・ロメオのエマージェントベストです。蛍光オレンジの放つその存在感とは裏腹に、どこに展示したらいいのだろう、というスタッフ泣かせな一面をもつこれは、私が店内を歩くとき、いつも視界の端っこに入ってくるんですよね。あ、まだここにいたのかぁ、となんだか気まずい雰囲気に。でも何故か憎めません。
そうはいっても、そんなこのベストも時々売れることがあるのです。レジでカゴの中にこの発光物体を発見すると、お! 売れたのか!! となんだかきょうはやったぞ! という妙な気持になるもんです。そして私のテンションはもちろんあがります。で、どんな方がお買いになったのか、と見てみると、やっぱりマニアックなものを選ばれるいつもの常連さんだったり、一緒にカゴの中に入っているアイテムも通好みのものばかりの方だったり。
そうやって、このように「売れないもの」もいつかはこのイタリア自動車雑貨店からいなくなってしまうから、不思議です。きっとね、このエマージェントベストもいつかはなくなってしまうのだろうなぁ。そんなことを考えるとちょっぴりしみじみしてしまいますね。人気のないものが、なんだか気になってしまうぴろりでした。
|
12:50 by ぴろり |
|
|