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PANDA
クルマ仲間のMくんは広島の某自動車メーカーのテストドライバーです。彼は元々スポーツ選手わくで入社した元サッカー全日本ユース代表のリベロだったのです。Jリーグができる時に広島の某チームへ行くかサラリーマンとして生きるかなやみましたが、会社に残りテストドライバーへの道を進むことを選びました。
現在彼はドイツ駐在のテストドライバーとしてヨーロッパ各地での走行テストとニュルブルックリンクのテストをこなし、ニュルマイスターの一人でありトップガンドライバーです。以前雑誌でここのメーカーのオープンスポーツカーがニュルを走る姿がずいぶん盗撮されましたが、このクルマを運転しているドライバーはたいていMくんであることが見てとれました。
彼は運良くサッカーワールドカップをドイツで見、この秋には帰国予定です。きっと美祢試験場(元美祢サーキット)を走るのが仕事になるのでしょう。ちなみに彼の容姿はシュワルツネッガーに似ていますが、シュワちゃんよりさらにいい男です。東京に来たおりにはぜひ当店にも来るよう言ってあります。
ちなみにドイツに行く前に国内で乗っていた彼のクルマは、自社の初代オープンカーと初代パンダだったのです。彼は多くの小型輸入車を仕事上テストで乗りますが、パンダのシンプルかつ自動車の原点の味を高く評価し、自己のクルマとしていたのです。自動車メーカーのトップガンテストドライバーが惚れこむ初代パンダはやはりすばらしいクルマだと思います。
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11:45 by オリオール |
革巻き
当方は車で運転する時に手に触れる所は革とするのが主義です。今やステアリングはほとんど革巻きが標準で多いですから、ハンドルに革製カバーをかけたなんてことは35年ぐらいも前の話です。そんな物があったのはご存知ですか。
次にシフトノブ、マニュアルシフトは標準で革巻きが多いですが、ALFAセレは合成皮革のシフトノブとなっておりぜひ本革に交換をお奨めします。当店にはMOMOの各タイプがあり手にとって感触を確かめお選びいただくと良いと思います。
最後にサイドブレーキレバーです。ここを忘れがちですが意外やここに触れる回数は多く、ここを革にすると味気ないプラスティックより革を通してのクルマとの対話はなんともしっくりしたものとなるのです。
ALFA156、159にお乗りの方にはぜひレバーに革を被せる純正カバーがありますのでお奨めします。尚、MOMOの金属に革やラバーを張った(いろいろなカラーがあります)ものもありますので実際にお店でさわってお選びください。
当方は運転には手に触れるところは革の感触が好きですが、全てここを金属とするのも一つの主義です。ぜひ革か金属か悩んでください。そしてお店にいらっしゃって、ものを触りもういちど悩んで、悩みぬいて自分の主義を決め逸品を決めてください。
そして道を攻めるときはぜひ革のドライビンググローブをしてください。グローブをはめると、さあやるぞ、という気分になるとは思いませんか。このグローブにも全て指を覆うタイプと、手の甲のみを覆い指の露出したタイプとあります。これもどちらにするかはあなたの主義です。当店にはどちらのタイプも各種揃えております。じっくり手にはめて悩んでください。
そんな自分の主義にうんとこだわるカーライフをお手伝いすることができれば当店も幸せです。さらにそんなこだわりに気づいてくれる彼女だったらいいですね。又、そこにこだわった女性ドライバーなんてすてきですね。
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11:44 by オリオール |
忍者とイタリア自動車雑貨店
忍者と当店に関係があるとはどなたも思わないでしょうが、実は関係があるのです。江戸時代、当店があったところにはなんと忍者が住んでいたのです。
江戸時代の古地図を見ると、店のあったところは北伊賀町、新宿通りをはさんだ反対側が南伊賀町で、当時は伊賀同心、すなわち徳川家康にしたがい伊賀より来た忍者たちの住んだところだったのです。
戦国時代はいわゆる戦乱の中で活躍したのでしょうが、江戸の太平の時代には江戸城の城門警備、大奥の警備が任で、映画や小説のように諸国探索の隠密に各地に派遣されていたかはなんの記録もありません。諸国探索は当然機密事項ですから隠密の記録が残るはずがないのですが。
そこで当時の古地図を現在の地図と照合すると、意外や現在の道路は江戸の当時の道そのままなのです。
当店のビルの裏を一度見てください。そこには細い道が鍵の字状にクランクしています。この道は江戸時代の古地図でもそのままでこれは城下町特有の「くいちがい」「筋ちがい」という防備施設なのです。これは攻める敵を直進させないためのものです。
又、当店の四ツ谷三丁目寄りの交差点も十字でなく、一方がずれているのに気づくはずです。これも直進をさせないためのものなのです。
当店に徒歩でいらっしやる時、当時の伊賀同心に思いをはせ周辺を散策されるのも一興かと存知ます。あなたが当店の周辺でふっと風を感じたら後ろを振り返ってください。駆け過ぎる伊賀忍者の後姿を見ることができるかもしれませんよ。
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11:31 by オリオール |
ABARTHステアリング
7月よりイタリア自動車雑貨店に勤め出したオリオールです。
7月に勤め出すと同時に入荷したのがなつかしいABARTHの三本スポークのステアリングです。25年ぐらい前にはよくカーショップで見られたものです。
最近カーショップに行くと、昔はステアリングのコーナーには多数のMOMO、NARDIが並んでいたものですが、昨今は全く小さなコーナーとなってしまいました。これもエアバック付が純正となり、交換がままならなくなったためでしょう。 昔は(かなり昔です)車を買ったらステアリングとアルミホイールを交換するのが定番だったものです。
MOMOは握りが太く日本人の素手で握るのは良いですが、グローブをはめた手には太すぎるのが難です。その点NARDIは細身で日本人のグローブをはめた手にはベストです。
ですからモータースポーツではMOMOはレースに、NARDIはステアリングを水車のごとく回すラリー、ダートラ、ジムカーナに使われる傾向でした。
そこでABARTHですが、MOMOとNARDIの中間の太さなのです。素手によし、グローブをはめた手にもよしという優れものです。
今のうちにぜひ優れもののABARTHを手にいれることをお薦めします。なにもイタ車でなくても良いではありませんか。これを付ければあの栄光のABARTHの歴史とともにみなさんは過ごせるのです。
モータースポーツやって37年。いまだ現役Aライドライバーのシーラカンスようなオリオールでした。店のバールでは昔語りをさせていただきます。ぜひ声をかけてください。
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12:44 by オリオール |
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